インクルーシブ教育システム推進事業費補助

府省庁: 文部科学省

事業番号: 0119

担当部局: 初等中等教育局 特別支援教育課

事業期間: 2013年〜2020年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

近年の特別な支援を必要とする児童生徒の増加や「障害者の権利に関する条約」を踏まえ、「合理的配慮」という新しい概念の普及・実践及びその基礎となる「基礎的環境整備」の推進に当たっての諸課題の解決・対応方策など実践的な体制強化・取組事例収集により、インクルーシブ教育システムの構築を推進することを目的とする。

事業概要

インクルーシブ教育システムの構築に向けた取組として、合理的配慮の実践事例及び実施環境の整備事例の収集のため、①早期からの教育と福祉等関係機関の連携による教育相談・支援体制の構築、②幼稚園、小・中学校、高等学校等における合理的配慮の充実及び拠点地域・学校における調査研究、③特別支援学校が小・中学校等を支援するセンター的機能充実等のための特別支援学校の機能強化に関するモデル事業を行うとともに、④障害のある子供が一般的な教育制度から排除されないための基礎的環境整備として医療的ケアのための看護師配置を行う。また、合理的配慮の関連知識の情報共有を図り、合理的配慮の実践を促進するためのセミナー開催等を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2013-1,25800001,258730
2014-1,32400001,3241,008
2015-1,16700001,167968
2016-1,00100001,001810
20171,8011,45200001,452-
20181,988-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20132014201520162017201805001000150020002500Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

個別の教育支援計画への合理的配慮の提供の明記率

明記している学校数/個別の教育支援計画を作成している学校数 (目標:2017年度に80 %)

年度当初見込み成果実績
2014- %- %
2015- %54.7 %
2016- %66 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

インクルーシブ教育システム推進事業の補助金交付決定数

年度当初見込み活動実績
2014- 件- 件
2015- 件- 件
2016- 件88 件

看護師の配置人数

年度当初見込み活動実績
2014330 人429 人
2015330 人449 人
20161000 人1272 人

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2016東京都特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。130
2016宮城県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。33
2015東京都特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。28
2016滋賀県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。28
2016福岡県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。28
2016長野県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。25
2015千葉県外部人材を配置・活用し、専門的な視点を生かして指導方法の改善や指導内容の工夫を図り、教員の専門性の向上また特別支援学校におけるセンター的機能の強化に取り組む。25
2015伊丹市巡回相談システムの活用や追級による指導体制の構築により、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。24
2016兵庫県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。23
2016熊本県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。21
2016鳥取県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。20
2016新潟県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。19
2016鹿児島県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。19
2016高知県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。18
2016岩手県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。18
2016仙台市特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。18
2016北九州市特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。17
2016宮崎県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。17
2016神戸市特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。17
2015兵庫県外部人材を配置・活用し、地域の幼稚園・小学校・中学校・高等学校等への直接指導や研修・講演会等の実施により教員の専門性向上を図り、また特別支援学校間及び市町村教育員会との連携強化に取り組む。17
2016愛知県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。16
2015茨城県外部人材を配置・活用し、実践研究(OJT)による特別支援学校の専門性向上と地域のニーズに応じた相談・支援体制の充実、障害の特性に応じたICT機器を活用した学習・生活支援に取り組む。16
2015国立大学法人筑波大学小学部での合理的配慮協力員の配置、インクルーシブ教育システム構築モデル事業運営協議会の設置、定期的な合同授業の実施等により、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。16
2015国立市「連続性のある多様な学びの場」の充実及び支援状況・方法実践事例まとめの作成の活用により「合理的配慮」の実践事例収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。15
2015山鹿市ユニバーサルデザインの授業、支援シート等の活用により、「合理的配慮」の実践事例収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。15
2015沖縄県合理的配慮協力員の巡回等により「合理的配慮」の実践事例を収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。14
2015福岡県特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。12
2015兵庫県合理的配慮協力員を置き、巡回相談を行うことで、、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。11
2016富山県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。11
2015長野県外部人材を配置・活用し、自立活動や教育相談・巡回相談の内容充実を図り、また特別支援学校間の連携強化に取り組む。11
2015兵庫県特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。11
2015宮城県特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。11
2015鹿児島県特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。10
2015滋賀県特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。10
2015北九州市関係部局・機関等との連携協力のためのネットワークの整備を行い、早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。10
2015福岡県地域における早期からの教育相談・支援体制の1貫した継続性のある支援体制の構築にとり組む。9
2015横浜市特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。9
2015群馬県特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。9
2015国立大学法人鳴門教育大学外部人材を配置・活用し、教員の資質向上及び地域のニーズに即した相談支援のためのセンター的機能の体制構築に取り組む。9
2015福岡県合理的配慮協力員を中心に定期的・継続的に小・中学校を訪問し相談・支援を行うことで、「合理的配慮」の実践事例を収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。9
2015鳥取県特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。9
2015石川県外部人材を配置・活用し、自立活動の指導及びICT等の活用に関する専門性の向上及び特別支援学校間のネットワーク作り等に取り組む。9
2015品川区通常指導学級と在籍学級の連携充実を図り、特別支援教育に関する教員の指導力を向上させ、参考事例の蓄積を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。9
2015栃木県特別支援学校における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助を行う。8
2015国立大学法人兵庫教育大学大学の特別支援専攻の教員等の助言を受けることで、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。8
2015佐倉市特別支援学校のセンター的機能を効果的に活用し、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。8
2015宮崎県エリアサポート体制の構築を通じて、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。8
2015山梨県外部人材を配置・活用し、教員の指導方法の改善や専門性の向上を図るとともに、特別支援学校のセンター的機能や総合教育センターの相談機能等の強化に取り組む。8
2015上越市「早期からの就学相談の充実」「通常の学級、通級による指導、特別支援学級における指導の充実」を図り、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。8
2015相模原市就学相談体制や早期からの教育相談の充実を図り、早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。8
2015兵庫県就学前から就学後までの支援等に係る支援ガイドの内容検討、関係機関との連携強化等により、「早期から支えつなぐ相談支援体制づくり」に取組む。8
2015堺市就学相談支援員や早期支援コーディネーター等を配置することで、早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。8
2015熊本県外部人材を配置・活用し、発達障害をはじめ多様な障害種に応じた教員の更なる専門性の向上及び地域のニーズに応じた相談機能の強化に取り組む。8
2015大分県合理的配慮協議会及び合理的配慮協力員を活用し、「合理的配慮」の実践事例を収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。7
2015長崎県早期総合支援体制整備推進協議会により早期からの教育相談・支援体制の在り方等をまとめ、他の市町への普及促進に取組む。7
2015山形県関係機関による早期支援連絡協議会や巡回支援等により、早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。7
2015宮崎県外部人材を配置・活用し、各種研修(基本的な指導実践研修、障害種別の専門的指導力向上に係る研修等)の実施と特別支援学校の小・中学校支援機能の強化等に取り組む。6
2015石川県交流及び共同学習の充実と定着、合理的配慮の分析と積み重ね、地域への理解・啓発を行い、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。6
2015秋田県外部人材を配置・活用し、特別支援学校の専門性の向上及び地域の小・中学校等への教育活動支援や理解啓発活動等に取り組む。6
2015鹿児島県地域の支援域に応じた教育資源を活用した特別支援教育体制の整備を行い、、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。6
2015高知県外部人材を配置・活用し、若年教員を対象とした研修において指導力向上を図り、またICTを活用した自立活動やキャリア教育の充実に取り組む。6
2015山口県全県的なフォーラムの開催、コミュニティスクールや地域協育ネットとの連携等を通じ、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。6
2015千葉県早期相談支援・ウェブサイト検討チームや教育支援相談員により早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。6
2015鳥取県早期からの教育相談・支援体制を構築するため、関係機関との連携強化、個別の教育支援計画の作成及び活用の推進等に取組む。5
2015宮城県交流及び共同学習を組織的、計画的に進めることで、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。5
2015神奈川県校内支援体制のあり方、UDの視点からの授業作りの研究実践、「みんなの教室」(特別支援教室)の試行を通して合理的配慮の提供について実践研究を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。5
2015北海道専門的見地からの助言・指導の下、トップアスリート及び障害者トップアスリートとの交流会や講演・体験会等に取組むとともに、先進的な取組の視察を通じ、障害者スポーツの振興と障害者の理解推進を図る。5
2015国立大学法人筑波大学附属学校間の継続的な交流学習、オリンピアン・パラリンピアンを招いての交流学習を通じて、障害者スポーツの振興と障害者の理解推進を図る。5
2015宮崎県特別支援学校高等部と高等学校の生徒との交流、共同学習としてのパラリンピック出場経験者等との交流・障がい者スポーツの体験等により、障がい者スポーツの振興と障がい者の理解推進を図る。4
2015国立大学法人横浜国立大学オリンピック・パラリンピック日本代表選手等の指導・助言の下、近隣の中学校や障害者スポーツチームと障害者スポーツの実際を経験し、障害者スポーツの振興と障害者の理解推進を図る。4
2015岡山県特別支援教育推進センターを中心に早期からの教育相談・支援体制の構築に取組む。4
2015秋田県全県域を対象に、早期からの教育相談・市町村就学指導担当者対象の就学指導地区別担当社会における就学相談・支援情報の発信に取組む。4
2015北海道早期からの教育相談・支援体制の構築事業プロジェクトチームを設け、課題解決に向けた支援に取組む。4
2015富山県早期支援コーディネーターや個別の教育支援計画の作成・活用により早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。4
2015和歌山県早期支援コーディネーターやつなぎ愛シートの作成・活用により早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。3
2015徳島県合理的配慮推進員を配置することで、「合理的配慮」の実践事例の収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取り組む。3
2015秩父市パラリンピック種目「ボッチャ」を通じた交流・共同学習や、障害者アスリートによる講義等を通じて、障害者スポーツの振興と障害者の理解推進を図る。3
2015千葉県教育委員会の巡回研修会や、指導主事の学校訪問による指導等により、「合理的配慮」の実践事例を収集を行い、インクル-シブ教育システムの構築に取組む。3
2015埼玉県モデル市を複数指定し、様々な実践事例をとりまとめることで、早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。3
2015滋賀県パラリンピック元日本代表選手や障害者スポーツ専門家から、競技の概要の解説・実技指導を受けることにより、普段見る機会の少ない障害者スポーツ及び障害に対するの解推進を図る2
2016石川県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。2
2015戸田市市内小・中学校をつなぐ取組としての「合同レクリエーション大会」、小中学のみならず市内全域における障害者スポーツの体験会の開催等により、、障害者スポーツの振興と障害者の理解推進を図る。2
2015福井県特別な支援が必要となる可能性のある子ども及びその保護者に対し、必要な支援を早期から行い継続させることで、早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。2
2015京都市障害者スポーツアスリートによる講演・実演、保護者向け啓発リーフレットの配布等により、障害者スポーツの振興と障害者の理解推進を図る。2
2015福井県障害者アスリート等による技能講習・交流練習や、盲学校・ろう学校と高校との交流を通じて障害者スポーツの振興と障害者の理解推進を図る。2
2015京都市保護者への情報提供の推進・就学移行期における支援や総合支援学校や小・中学校における相談体制の充実を図ることで早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。2
2015宮城県早期支援コーディネーターや巡回相談等により、早期からの教育相談・支援体制構築に取組む。1
2015茨城県パラリンピアン・障害者トップアスリートによる講演会や、障害者スポーツを通した学校間交流により、障害者スポーツの振興と障害者の理解推進を図る。1
2016神奈川県特別支援学校等における医療的ケアを必要とする児童生徒の教育の充実を図るため、看護師配置に必要な経費の一部補助等を行う。1
2015鳥取県地域の小中高等学校との学校間交流の中で、障がい者スポーツの体験及び障がい者トップアスリートとのふれあい等の活動に取組み、障がい者スポーツの振興と障がい者の理解推進を図る。0

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