火山観測研究の充実・強化のための観測体制の構築

府省庁: 文部科学省

事業番号: 0246

担当部局: 研究開発局 地震・防災研究課

事業期間: 2014年〜2015年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

「御嶽山の噴火を踏まえた火山観測研究の課題と対応について（平成26年11月科学技術・学術審議会測地学分科会地震火山部会決定）」において、火山研究におけるこれまでの16重点火山（火山噴火予測の高度化に資する研究を進める価値の大きい火山）を見直し、御嶽山を含む25重点火山とすることや、水蒸気噴火前の先行現象に関する研究を強化することなどが示されたことを踏まえ、災害の軽減に貢献するために火山観測研究の一層の強化・充実を図るために本事業を行う。

事業概要

潜在的に噴火の可能性の高く、現時点で弱いながらも活動が認められ、しかも研究目的の観測網の整備が遅れている火山を対象に、地震、地殻変動、火山ガス流量、全磁力等の多項目の連続観測を、２年程度の期間を定めて連続して機動観測を順次実施することを可能にする体制の構築を行った。また、機動的な連続観測と同時に火山ガス成分、電気探査等のいくつかの観測項目については、研究者が現地に赴き、その時点での火山活動を調査するキャンペーン機動観測も併せて実施した。実施体制として、全国の研究者を機関ごとに４グループに分け、それぞれ分担しながら実施した。実施内容は、機動観測を実施するために、多様な観測項目から火山災害の軽減に有効である項目を選び出し、それに必要な観測機材を選択して導入した。平成27年度は、14の火山で観測を実施した。

予算額・執行額

※単位は100万円

成果目標及び成果実績（アウトカム）

活動指標及び活動実績（アウトプット）

主要な支出先

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