分散型エネルギーの導入促進に向けた次世代電力網構築のための実証事業(旧:分散型エネルギー次世代電力網構築実証事業)
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0361
担当部局: 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課
事業期間: 2014年〜2018年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 交付
事業の目的
太陽光発電を中心に再生可能エネルギーの導入が着実に拡大していることを受け、電力系統において、電圧上昇等に対する対応策を開発する。
事業概要
太陽光発電の導入拡大に伴う電力系統の課題のうち、一般家庭での導入割合が多い我が国において、特に課題となるのが配電系統における電圧上昇である。この課題解決に向けて、本事業では、先進パワエレデバイスを組み込んだ機器開発(補助率2/3)を行い、単体における性能検証にととまらず、複数機器が混在する配電網においてフィールド検証することで、その有効性、安全性及び信頼性等を検証し、再生可能エネルギーの導入拡大に対応する次世代電力網の構築に向けた共通基盤の技術開発を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 3,370 | 0 | 0 | 0 | 0 | 720 | 720 |
2015 | - | 2,253 | 0 | 2,239 | 0 | 0 | 1,086 | 1,086 |
2016 | - | 900 | 0 | 962 | 0 | 0 | 1,862 | - |
2017 | 450 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
平成30年度までに先進パワエレデバイスを組みこんだ機器の安全連続運転期間を10年程度とする。
開発する機器に関する機器全体の寿命 ※中間目標としては、平成29年度以降の実証に向けた機器を平成28年度末までに完成させる。平成28年度に行われる中間評価において進捗を確認。 ※平成28年度は未実証であるため、設計ベースの値。 (目標:2018年度に18 年以上)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - 年以上 | - 年以上 |
2015 | - 年以上 | - 年以上 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
先進パワエレデバイスなどを活用した配電機器の開発件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 3 件 | 3 件 |
2015 | 3 件 | 3 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 | プロジェクトマネジメント | 1,086 |
2015 | 富士電機株式会社 | 次世代電圧調整機器・システムの開発 | 787 |
2015 | 国立大学法人横浜国立大学 | 次世代配電システムの構築に係る共通基盤技術の開発 | 111 |
2015 | 一般財団法人エネルギー総合工学研究所 | 未来のスマートグリッド構築に向けたフィージビリティスタディ | 32 |
2015 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 次世代配電システムの構築に係る共通基盤技術の開発 | 28 |
2015 | 一般財団法人電力中央研究所 | 次世代配電システムの構築に係る共通基盤技術の開発 | 25 |
2015 | 北芝電機株式会社 | 次世代電圧調整機器・システムの開発 | 22 |
2015 | 一般財団法人電力中央研究所 | 未来のスマートグリッド構築に向けたフィージビリティスタディ | 21 |
2015 | 一般財団法人エネルギー総合工学研究所 | 次世代配電システムの構築に係る共通基盤技術の開発 | 14 |
2015 | 株式会社東芝 | 次世代電圧調整機器・システムの開発 | 13 |
2015 | 国立大学法人東京大学 | 未来のスマートグリッド構築に向けたフィージビリティスタディ | 7 |
2015 | 学校法人五島育英会 | 未来のスマートグリッド構築に向けたフィージビリティスタディ | 4 |
2015 | 国立大学法人東北大学 | 未来のスマートグリッド構築に向けたフィージビリティスタディ | 4 |