戦略的プロジェクト研究推進事業のうち市場開拓に向けた取組を支える研究開発
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0176
担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究統括官(生産技術)室
事業期間: 2016年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
農林水産業・地域の活力創造プランが掲げる「需要フロンティアの拡大」等を通じた農山漁村の所得向上のためには、国内外の新市場開拓に向けた取組を推進する必要がある。このため、本事業ではこうした取組に意欲的な産地や事業者が抱えている、生産コスト低減、安定生産、機能性等の品質評価等の技術的課題を解決する研究開発を行う。
事業概要
産学官の研究機関等による研究コンソーシアムが、国内外の新市場開拓又は市場シェア奪還に向けた取組を行おうとする意欲的な生産者や事業者を技術的課題の解決を通じて支援する計画に基づき、当該研究コンソーシアムによる以下の技術の開発に取り組む。
①カンゾウ、トウキ等の需要が多い薬用作物の生産性を向上させる技術の開発
②地域の機能性表示食品の開発
③養殖ブリ類の生産コストを削減する技術の開発
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 738 | 360 | 0 | 0 | 0 | 0 | 360 | 360 |
2017 | 309 | 309 | 0 | 0 | 0 | 0 | 309 | 309 |
2018 | 0 | 204 | 0 | 0 | 0 | 0 | 204 | 204 |
2019 | 128 | 129 | 0 | 0 | 0 | 0 | 129 | - |
2020 | 0 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
①令和2年度(2020年度)までに、カンゾウ、トウキ等の需要が多い作目の生産性を向上させる技術を15以上開発
開発する技術数 ※1 平成28年度(2016年度)~令和元年度(2019年度)の成果指標は研究課題評価による評価結果を用いる。 (目標:2020年度に15 件数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 件数 | - 件数 |
2017 | - 件数 | 100 件数 |
2018 | - 件数 | - 件数 |
②令和2年度(2020年度)までに、地域の機能性表示食品を3品目以上開発
機能性表示食品の開発品目数 ※1 (目標:2020年度に3 品目数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 品目数 | - 品目数 |
2017 | - 品目数 | 100 品目数 |
2018 | - 品目数 | - 品目数 |
③平成30年度(2018年度)までに、ハダムシ抵抗性家系の作出を通じ、養殖ブリ類の生産コストを5%以上削減
ブリ類のハダムシ抵抗性家系を選抜するDNAマーカーの開発数 ※3 平成28年度(2016年度)・平成29年度(2017年度)の成果指標は研究課題評価による評価結果を用いる。 (目標:2018年度に2 件数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 件数 | - 件数 |
2017 | - 件数 | 100 件数 |
2018 | - 件数 | 4 件数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業の下で実施する研究開発の課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 6 課題数 | 6 課題数 |
2017 | 6 課題数 | 6 課題数 |
2018 | 3 課題数 | 3 課題数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 国立研究開発法人国立がん研究センター | 多目的コホート研究における農林水産物・食品ならびに機能性成分と健康長寿との関連についての検討 等 | 71 |
2017 | 国立研究開発法人国立がん研究センター | 多目的コホート研究における農林水産物・食品ならびに機能性成分と健康長寿との関連についての検討 等 | 64 |
2017 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 | ブリのとハダムシ抵抗性領域の詳細化と同定された遺伝子の機能を解析するためのゲノム編集技術の開発 等 | 45 |
2018 | 国立研究開発法人国立がん研究センター | 多目的コホート研究における農林水産物・食品ならびに機能性成分と健康長寿との関連についての検討 等 | 45 |
2018 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 | ブリのとハダムシ抵抗性領域の詳細化と同定された遺伝子の機能を解析するためのゲノム編集技術の開発 等 | 42 |
2016 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 生食用トマトの品種における栽培法の品質への影響評価 等 | 40 |
2016 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 地域環境に適した高品質なトウキ品種の育成 等 | 32 |
2017 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | カンゾウの省力大規模生産に向けた生産技術の開発 等 | 29 |
2018 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | カンゾウの省力大規模生産に向けた生産技術の開発 等 | 21 |
2016 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 納豆及び納豆・大豆成分の機能性評価 等 | 20 |
2017 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 納豆及び納豆・大豆成分の機能性評価 等 | 15 |
2018 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 納豆及び納豆・大豆成分の機能性評価 等 | 13 |
2018 | 琉球大学生活協同組合 | へちま等の新規加工技術の開発 等 | 12 |
2018 | 国立大学法人筑波大学 | 大豆製品のヒト介入試験 | 11 |
2016 | 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 | 栽培環境がトウキの生育と品質に及ぼす影響解明 等 | 10 |
2016 | 琉球大学生活協同組合 | へちま等の新規加工技術の開発 等 | 10 |
2017 | 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 | 栽培環境がトウキの生育と品質に及ぼす影響解明 等 | 10 |
2017 | 琉球大学生活協同組合 | へちま等の新規加工技術の開発 等 | 9 |
2018 | 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 | 栽培環境がトウキの生育と品質に及ぼす影響解明 等 | 9 |
2016 | 国立大学法人大阪大学 | 質量分析データと品質特性データの関連づけ手法の開発 | 7 |
2016 | 株式会社夕張ツムラ | トウキ収穫物の大容量乾燥調製技術の開発 | 6 |
2016 | 国立大学法人信州大学 | 野沢菜中の機能性乳酸菌の探索と応用 等 | 6 |
2016 | 学校法人幾徳学園 | GC/MSによるトマトの網羅的香気成分分析 | 4 |
2016 | 沖縄県 | へちまの栽培技術の開発 等 | 4 |
2016 | 長野県 | 機能性成分が保持された嗜好性の高い新たな野沢菜漬の開発 等 | 4 |
2017 | 国立大学法人東京海洋大学 | ブリのゲノム解析による新たなSNPの同定とハダムシ抵抗性領域の詳細化 | 4 |
2017 | 株式会社アクアファーム | ハダムシ抵抗性のブリの家系の作出と選抜育種並びに養殖適性試験 | 4 |
2017 | 国立大学法人信州大学 | 野沢菜中の機能性乳酸菌の探索と応用 等 | 4 |
2018 | 国立大学法人東京海洋大学 | ブリのゲノム解析による新たなSNPの同定とハダムシ抵抗性領域の詳細化 | 4 |
2018 | 国立大学法人信州大学 | 野沢菜中の機能性乳酸菌の探索と応用 等 | 4 |
2016 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | NMRによるトマトの網羅的成分分析 | 3 |
2016 | 地方独立行政法人青森県産業技術センター | リンゴの供給と貯蔵性評価法の開発 | 3 |
2016 | 宮崎県 | 暖地中山間地域におけるトウキの導入による新たな生産体系の開発 | 3 |
2016 | 静岡県 | 耕作放棄地等におけるミシマサイコ導入技術の開発 | 3 |
2016 | 山形県 | 東北地域におけるトウキの安定生産技術の開発 | 3 |
2016 | 公立大学法人福島県立医科大学 | オタネニンジンの薬効成分を指標とした品質評価法の開発 | 3 |
2017 | 株式会社竹内農産 | 機能性・嗜好性の高い野沢菜漬けの開発と製造 等 | 3 |
2017 | 長野県 | 機能性成分が保持された嗜好性の高い新たな野沢菜漬の開発 等 | 3 |
2017 | 国立大学法人筑波大学 | 大豆製品のヒト介入試験 | 3 |
2017 | 沖縄県 | へちまの栽培技術の開発 等 | 3 |
2018 | 有限会社奄美養魚 | カンパチの1対1交配技術の開発とハダムシ抵抗性に関する実態調査 | 3 |
2018 | 長野県 | 機能性成分が保持された嗜好性の高い新たな野沢菜漬の開発 等 | 3 |
2018 | 株式会社竹内農産 | 機能性・嗜好性の高い野沢菜漬けの開発と製造 等 | 3 |
2018 | 沖縄県 | へちまの栽培技術の開発 等 | 3 |
2016 | ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 | CE/MSによるトマト・リンゴの網羅的低分子成分測定データの取得 | 2 |
2016 | キッコーマン株式会社 | 加工用トマトの加工品(ジュース)の調製、供給及びその品質評価 | 2 |
2016 | 奈良県 | トウキを含む漢方薬の地場産原料供給を可能にする多品目生産技術の開発 | 2 |
2016 | 岩手県 | トウキの露地育苗苗を用いた栽培における軽労化技術の開発 | 2 |
2016 | 国立大学法人千葉大学 | オタネニンジンの休眠生理の解明による育苗期間短縮技術の開発 | 2 |
2016 | 株式会社竹内農産 | 機能性・嗜好性の高い野沢菜漬けの開発と製造 | 2 |
2017 | 株式会社桜島養魚 | カンパチの1対1交配技術の開発とハダムシ抵抗性に関する実態調査 | 2 |
2017 | 有限会社奄美養魚 | カンパチの1対1交配技術の開発とハダムシ抵抗性に関する実態調査 | 2 |
2017 | 岩手県 | トウキの露地育苗苗を用いた栽培における軽労化技術の開発 | 2 |
2017 | 佐賀県 | 野菜用機械を活用したトウキの省力機械化体系の開発 | 2 |
2017 | 広島県公立大学法人 | 本州以南におけるトウキの栽培適性の解明と持続的栽培技術の開発 等 | 2 |
2017 | 静岡県 | 耕作放棄地等におけるミシマサイコ導入技術の開発 | 2 |
2017 | 公立大学法人福島県立医科大学 | オタネニンジンの薬効成分を指標とした品質評価法の開発 | 2 |
2017 | 宮崎県 | 暖地中山間地域におけるトウキの導入による新たな生産体系の開発 | 2 |
2017 | 山形県 | 東北地域におけるトウキの安定生産技術の開発 | 2 |
2017 | 株式会社夕張ツムラ | トウキ収穫物の大容量乾燥調製技術の開発 | 2 |
2018 | 株式会社桜島養魚 | カンパチの1対1交配技術の開発とハダムシ抵抗性に関する実態調査 | 2 |
2018 | 岩手県 | トウキの露地育苗苗を用いた栽培における軽労化技術の開発 | 2 |
2018 | 三重県 | 中山間地域におけるシャクヤクの導入による複合生産体系の開発 等 | 2 |
2018 | 佐賀県 | 野菜用機械を活用したトウキの省力機械化体系の開発 | 2 |
2018 | 広島県公立大学法人 | 本州以南におけるトウキの栽培適性の解明と持続的栽培技術の開発 等 | 2 |
2018 | 宮崎県 | 暖地中山間地域におけるトウキの導入による新たな生産体系の開発 | 2 |
2018 | 公立大学法人福島県立医科大学 | オタネニンジンの薬効成分を指標とした品質評価法の開発 | 2 |
2018 | 山形県 | 東北地域におけるトウキの安定生産技術の開発 | 2 |
2018 | 株式会社夕張ツムラ | トウキ収穫物の大容量乾燥調製技術の開発 | 2 |
2016 | オイシックス・ラ・大地株式会社 | 生食用トマトの品質評価と評価技術の商品開発への応用 | 1 |
2016 | タカノフーズ株式会社 | γ-ポリグルタミン酸高含有納豆及び豆腐の製造技術の開発 等 | 1 |
2016 | 国立大学法人筑波大学 | 大豆製品のヒト介入試験 | 1 |
2016 | 茨城県 | 粘性物質高含有大豆製品の研究開発 | 1 |
2017 | 株式会社サンエー | 機能性沖縄伝統野菜のビジネスモデル構築 | 1 |
2017 | 長野県 | 機能性成分を高含有する野沢菜の選定 | 1 |
2017 | 茨城県 | 粘性物質高含有大豆製品の研究開発 | 1 |
2017 | タカノフーズ株式会社 | γ-ポリグルタミン酸高含有納豆及び豆腐の製造技術の開発 等 | 1 |
2018 | 株式会社アクアファーム | ハダムシ抵抗性のブリの家系の作出と選抜育種並びに養殖適性試験 | 1 |
2018 | 長野県 | 機能性成分を高含有する野沢菜の選定 | 1 |
2018 | 茨城県 | 粘性物質高含有大豆製品の研究開発 | 1 |
2018 | 株式会社サンエー | 機能性沖縄伝統野菜のビジネスモデル構築 | 1 |
2018 | タカノフーズ株式会社 | γ-ポリグルタミン酸高含有納豆及び豆腐の製造技術の開発 等 | 1 |