レギュラトリーサイエンス新技術開発事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0165
担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究開発官(基礎・基盤、環境)室
事業期間: 2010年〜2015年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
食品安全、動物衛生及び植物防疫に関する施策の決定に必要な科学的根拠を得て、安全な農畜産物の安定的な供給に資するため、レギュラトリーサイエンス(科学的知見と、規制や行政施策・措置の橋渡しとなる科学)に係る試験研究を推進する。
事業概要
早急に行政施策・措置を講じる必要がある食品中の危害要因、動物疾病及び植物害虫について、レギュラトリーサイエンスに係る試験研究の推進により、現場において活用できる食品中の危害要因の分析法やリスク低減技術、動物疾病・植物病害虫の検査法やまん延防止技術等の開発をする。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 241 | 0 | 0 | 0 | 0 | 241 | 236 |
2013 | - | 199 | 0 | 0 | 0 | 0 | 199 | 195 |
2014 | - | 176 | 0 | 0 | 0 | 0 | 176 | 167 |
2015 | - | 141 | 0 | 0 | 0 | 0 | 141 | 131 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
食品安全、動物衛生及び植物防疫に関する施策の決定に必要な試験研究課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | 21 課題 | 21 課題 |
2014 | 18 課題 | 18 課題 |
2015 | 17 課題 | 17 課題 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | ・高精度かつ効率的な検査手法の確立 ・感染豚におけるウィルスの動態等に関する研究 | 10 |
2015 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(各海域における水産試験場等の結果解析及び研究とりまとめ) | 9 |
2015 | 国立大学法人宮崎大学 | ・畜産農場で使用されている飲用水の原水中の有機物等の含有状況に応じた原水の消毒方法、農場環境の洗浄・消毒方法の確立 ・飲用水消毒にかかるコストと家畜の消耗性疾患等の発生低減等による収益の比較及び畜産農場が飲用水消毒を選択する要因の解析 | 9 |
2014 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構(果樹研究所、中央農業総合研究所) | 病菌の迅速かつ効率的な検査技術の開発、開発された検査技術の評価及びマニュアル作成 | 8 |
2014 | (一財)農林水産航空協会 | 実測による無人ヘリコプター農薬散布での散布条件の至適値の検証 | 8 |
2015 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 乳汁を検体としたブルセラ抗体検査法及び牛白血病抗体検査法の開発 | 7 |
2014 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構(動物衛生研究所、畜産草地研究所) | 乳汁を検体としたブルセラ抗体検査法の開発 | 6 |
2014 | (独)農業環境技術研究所 | シミュレーションモデルによる無人ヘリコプター農薬散布での散布条件の至適値の検討 | 5 |
2014 | (国)帯広畜産大学 | 馬ピロプラズマ病の競合ELISA用キットの開発、競合ELISA用キットの性能評価 | 5 |
2014 | (国)北海道大学大学院理学研究院 | 合成ふ化促進物質の低コスト供給及び効果的な処理技術の開発 | 4 |
2014 | (国)東京大学 | 感染したヒラメ排除のための効率的な検査法等の開発等 | 4 |
2014 | (地独)北海道立総合研究機構 | ナス科対抗植物の栽培による線虫密度低減技術及び天然物由来ふ化促進物質資材の低コスト・安定供給技術の開発 | 3 |
2014 | 雪印種苗(株) | 北海道・道東地域の澱粉原料用馬鈴しょ栽培における防除モデルの提示 | 3 |
2014 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構(北海道農業研究センター) | ジャガイモシストセンチュウの新たな防除技術の開発及び線虫活性卵の検出法の高精度化 | 3 |
2015 | 国立大学法人東京農工大学 | ・農場HACCP認証における安全性と生産性の評価項目の策定(養豚場) ・農場HACCPにおけるバイオセキュリティの検証・向上(養豚場) | 3 |
2014 | アイデックス ラボラトリーズ(株) | 口腔液を用いた抗オーエスキー病抗体検査方法の開発 | 3 |
2014 | (株)微生物化学研究所 | 「ヨーネスクリーニング・プルキエ」を用いた新たな検査方法の検証 | 3 |
2014 | 共立製薬(株)先端技術開発センター | 「ヨーネライザ・スクリーニングKS」を用いた新たな診断法の検証 | 3 |
2014 | (独)水産総合研究センター | ヒラメの種苗生産・養殖施設等でのクドアの感染防除策の開発 | 2 |
2015 | 株式会社微生物化学研究所 | 「ヨーネスクリーニング・プルキエ」を用いた新たな検査方法の検証 | 2 |
2015 | 共立製薬株式会社 | 「ヨーネライザ・スクリーニングKS」を用いた新たな診断法の検証 | 2 |
2014 | 大分県 | クドア・セプテンプンクタータの感染状況調査 | 2 |
2014 | 愛媛県 | 商品価値を損なわないヒラメ食材の有効な処理方法の開発 | 2 |
2014 | 長崎県農林技術開発センター | 暖地二期作馬鈴しょ栽培における防除モデルの提示 | 1 |
2015 | アイデックスラボラトリーズ株式会社 | 口腔液を用いた抗オーエスキー病抗体検査方法の検討 | 1 |
2015 | 静岡県 | ・農場HACCP認証における安全性と生産性の評価項目の策定(酪農場、肉用牛農場) ・農場HACCPにおけるバイオセキュリティの検証・向上(酪農場、肉用牛農場) | 1 |
2015 | 宮城県 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に宮城県沖) | 1 |
2015 | 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に大阪湾) | 1 |
2015 | 地方独立行政法人青森県産業技術センター | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に青森県沖) | 1 |
2015 | 熊本県 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に熊本県沖) | 1 |
2015 | 広島県 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に広島県沖) | 1 |
2015 | 三重県 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に三重県沖) | 0 |
2015 | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に北海道沖) | 0 |
2015 | 北海道 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に北海道沖) | 0 |
2015 | 岩手県 | 麻痺性・下痢性貝毒の蓄積動態の解明等(主に岩手県沖) | 0 |
2015 | 西村獣医科クリニック | ・農場HACCP認証における安全性と生産性の評価項目の策定(養鶏場) ・農場HACCPにおけるバイオセキュリティの検証・向上(養鶏場) | 0 |