頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進事業 (頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣事業)
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0191
担当部局: 科学技術・学術政策局 科学技術・学術戦略官(国際担当)付
事業期間: 2014年〜2017年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
国際的な頭脳循環を促進することで、我が国の大学等の研究機関が世界のトップクラスの研究機関とネットワークを形成し、国際研究ネットワークの強化を図る。
事業概要
高いポテンシャルを有する我が国の研究グループが特定の研究領域で国際研究ネットワークを戦略的に形成するため、大学等研究機関の国際戦略に基づき、研究者を海外のトップクラスの研究機関へ長期間派遣するとともに、相手の研究機関からも研究者を長期間受け入れることにより、海外のトップクラスの研究機関と特定の研究領域で強固なネットワークを構築する大学等研究機関の取組を支援する。 (補助率定額)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 2,030 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,030 | 2,030 |
2015 | - | 1,896 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,896 | 1,896 |
2016 | 2,101 | 1,608 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,608 | 1,608 |
2017 | 1,690 | 1,124 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,124 | 1,124 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
採択された研究機関において、世界のトップクラスの研究機関との国際共同研究が促進される。
採択された1研究機関あたりの国際共著論文作成数を指標とする。
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 編 | 25.5 編 |
2016 | - 編 | 33.6 編 |
2017 | - 編 | 30.3 編 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
日本の研究機関に所属する研究者を海外の研究機関に長期間派遣する。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 200 人 | 265 人 |
2016 | 152 人 | 186 人 |
2017 | 108 人 | 122 人 |
海外の研究機関に所属する研究者を招へいする。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 52 人 | 185 人 |
2016 | 64 人 | 269 人 |
2017 | 36 人 | 181 人 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | (独)日本学術振興会 | 大学・独立行政法人等への補助金の交付 | 2,030 |
2015 | 独立行政法人日本学術振興会 | 大学・独立行政法人等への補助金の交付 | 1,896 |
2016 | 独立行政法人日本学術振興会 | 大学・独立行政法人等への補助金の交付 | 1,608 |
2017 | 独立行政法人日本学術振興会 | 大学・独立行政法人等への補助金の交付 | 1,124 |
2016 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 結晶科学の国際拠点形成-バンドデザインによる機能融合- 他4件 | 193 |
2015 | 国立大学法人東海国立大学機構 | がん細胞の集団的遊走機構の解明に向けた国際共同研究ネットワークの構築 他5件 | 184 |
2014 | 国立大学法人大阪大学 | 経済制度設計の国際的研究ネットワークの形成 他5件 | 178 |
2015 | 国立大学法人東京大学 | 次世代のレアメタル製錬技術の創出に向けた若手人材育成と国際ネットワークの形成 他4件 | 169 |
2014 | 国立大学法人京都大学 | 新たに開発するレプトントリガーでせまる、素粒子の質量起源 他5件 | 164 |
2014 | 国立大学法人東京大学 | 海洋生態系における新しい光エネルギーフローモデルの創出 他5件 | 154 |
2014 | 国立大学法人名古屋大学 | 広域赤外・CO輝線観測と理論に基づいた星・惑星形成の連携研究 他6件 | 153 |
2016 | 国立大学法人東京大学 | 国際共同LHC・アトラス実験における標準理論を越えた新しい素粒子物理の開拓 他2件 | 124 |
2015 | 国立大学法人金沢大学 | 非接触原子間力顕微鏡/走査型トンネル顕微鏡で拓くボトムアップナノテクノロジー 他4件 | 117 |
2016 | 国立大学法人熊本大学 | 先進マグネシウム合金創生を軸としたグリーン部素材国際ネットワークの構築 他2件 | 108 |
2015 | 国立大学法人京都大学 | 人間の多能性の霊長類的起源を探る戦略的国際共同先端研究事業 他3件 | 107 |
2016 | 国立大学法人大阪大学 | 酸化ストレス仮説に基づく新規精神疾患創薬のための国際共同研究 他2件 | 107 |
2014 | 国立大学法人熊本大学 | 分子技術および界面集積技術による有機フォトエレクトロ材料創製に関する国際共同研究 他3件 | 106 |
2015 | 国立大学法人大阪大学 | アフリカの紛争解決に向けた知の循環と協働を通じた政策ベストミックスの解明 他2件 | 106 |
2015 | 国立大学法人熊本大学 | 慢性炎症の発症機構の分子メカニズムの解明と新たな創薬戦略の構築 他2件 | 105 |
2016 | 国立大学法人金沢大学 | 薬物動態を基盤とする医薬品の安全性に関する研究拠点形成 他2件 | 104 |
2017 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 次世代μ粒子トリガー技術から新しい素粒子の発見に挑む国際研究ネットワークの形成 他2件 | 98 |
2014 | 国立大学法人東北大学 | 次世代につなぐ集約的数学拠点の創設 他3件 | 90 |
2017 | 国立大学法人金沢大学 | 革新的機能性超分子材料開発に向けた日米欧加研究ネットワークの戦略的構築 他2件 | 89 |
2017 | 国立大学法人北海道大学 | HIV感染時の宿主免疫応答を制御するワクチン開発に向けた国際研究ネットワーク形成 他2件 | 86 |
2014 | 国立大学法人金沢大学 | 次世代の国際深海掘削科学を牽引する国際研究組織形成と研究リーダー・教育者育成 他3件 | 74 |
2016 | 国立大学法人京都大学 | 世界の成長と共存を目指す革新的生存基盤研究のための日本・アセアン協働強化 他1件 | 69 |
2014 | 国立大学法人九州大学 | 先進材料の実次元マルチスケール解析と機能設計のための超顕微国際ネットワークの構築 他1件 | 67 |
2015 | 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 | QOLの向上に寄与する環境知能基盤技術の開発と評価 他1件 | 67 |
2014 | 国立大学法人山形大学 | 蛋白質機能のレドックス制御機構を解明する若手研究者育成のための日欧共同研究 他1件 | 65 |
2015 | 国立大学法人東北大学 | ハワイ惑星専用望遠鏡群を核とした惑星プラズマ・大気変動研究の国際連携強化 他2件 | 64 |
2016 | 国立大学法人名古屋工業大学 | 分子性金属システムによる酸素と窒素の化学のための戦略的国際研究網の構築 他1件 | 60 |
2016 | 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 | ソフトウェアエコシステムの理論構築と実践を加速する分野横断国際ネットワークの構築 他1件 | 59 |
2014 | 国立大学法人広島大学 | 健康長寿科学を推進する若手研究者国際共同研究 他1件 | 55 |
2015 | 国立大学法人名古屋工業大学 | 分子性金属システムによる酸素と窒素の化学のための戦略的国際研究網の構築 他1件 | 54 |
2015 | 国立大学法人神戸大学 | 国際共同による日本研究の革新―海外の日本研究機関との連携による若手研究者養成 他1件 | 50 |
2017 | 国立大学法人京都大学 | グローバル化にともなうアフリカ地域研究パラダイム再編のためのネットワーク形成 他1件 | 48 |
2016 | 国立大学法人東京外国語大学 | 境界地域の歴史的経験の視点から構築する新しいヨーロッパ史概念 他1件 | 43 |
2016 | 国立大学法人九州大学 | 口腔から健康長寿を支えるプロジェクト推進に向けた研究拠点構築プログラム | 42 |
2017 | 国立大学法人東京農工大学 | 生体内信号伝達の機能解明に迫る多分野融合光科学研究拠点 | 38 |
2017 | 国立大学法人東京芸術大学 | マルティメディア・コンテンツに関する領域融合・実践型国際研究ネットワーク形成 | 38 |
2017 | 国立大学法人東京医科歯科大学 | ハーバード大学との戦略的提携による器官恒常性破綻病態に対する新規治療法の開発 | 38 |
2017 | 国立大学法人東京外国語大学 | 危機言語・少数言語を中心とする循環型調査研究のための機動的国際ネットワーク構築 | 37 |
2017 | 公立大学法人名古屋市立大学 | エピゲノム情報制御機構の解明と臨床応用 | 37 |
2017 | 国立大学法人大阪大学 | グローバル分子技術実装ネットワークの構築 | 37 |