温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)シリーズによる地球環境観測事業

府省庁: 環境省

事業番号: 0306

担当部局: 地球環境局 総務課 研究調査室

事業期間: 2006年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

「いぶき」(GOSAT)シリーズによって地球全体の温室効果ガスを継続的に観測することにより、①地球の炭素循環解明に役立て、気候変動予測の信頼性を高める、②地球全体の温室効果ガスの排出を監視し、国際的な温暖化対策を促す、③世界各国の温室効果ガス排出量を宇宙から客観的に検証することを目的とする。

事業概要

「いぶき」(GOSAT)による観測成果を踏まえ、地球温暖化対策に向けた政策立案に貢献する。GOSATのデータ解析によって得られた結果を簡潔にまとめ、気候変動関係機関を含む国内外への情報発信する。観測頻度やプロダクトの精度向上を目指した後継機「いぶき2号」(GOSAT-2)の開発・打上げに向けた作業に着手し、また、GOSATシリーズによる継続的な全球観測体制を構築するため3号機(GOSAT-3)の開発に向けた調査・検討を実施する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2015-127210910-21001,0371,023
2016-44021000254252
2017-6400006464
2018-72000072-
201989-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20152016201720182019-500-250025050075010001250Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

GOSATの観測データによって得られた結果を国内外へ情報発信するため、年3回程度イベントにおける広報活動や報道発表を実施する。

イベント・報道発表の回数

年度当初見込み成果実績
2015- 回2 回
2016- 回8 回
2017- 回4 回

GOSAT観測データから算出される全大気中の月別温室効果ガス濃度について、3か月に1回(年4回)を目途に公表する。

全大気中の月別温室効果ガス濃度の公表回数

年度当初見込み成果実績
2015- 回4 回
2016- 回4 回
2017- 回4 回

活動指標及び活動実績(アウトプット)

①平成24年度~28年度:人工衛星バス開発、データ処理アルゴリズム開発1式 ②平成29年度~:観測センサの精度向上にむけた実証1式 ③平成30年度:GOSAT-2の打上げ1式 ④平成31年度:GOSAT-2の普及啓発1式

年度当初見込み活動実績
20151 式1 式
20161 式1 式
20171 式1 式

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2017国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構宇宙からの温室効果ガス観測センサの高精度化とコスト削減を目指し、GOSATシリーズの開発経験や昨年度の同業務の結果を踏まえ、必要となる性能向上策及び技術課題を抽出・検討し、その実現性を評価する45
2017日本電気株式会社観測センサシステム成立性の検討する41
2017一般財団法人地球・人間環境フォーラムGOSATシリーズの国内外への普及啓発を目的として、動画を作成する。また、衛星観測データ利用の促進に向けて、簡易分析ツールを作成する。さらに国民への広報を主眼とした一般向けのシンポジウムと、国内外研究の一層の発展を目的とした研究者向け会合の開催に向けた企画・準備を行う7
2017有限会社メントワGOSATシリーズの普及啓発動画を作成する3
2017Harris Geospatial株式会社衛星観測データ利用の促進に向けて、簡易分析ツールを作成する2
2017Harris Geospatial株式会社GOSAT-2の普及啓発の一環として、衛星を用いた温室効果ガス観測衛星プロダクトの利用促進に向けた簡易分析ツールの基礎となる機能検討を実施する1
2017一般財団法人地球・人間環境フォーラム衛星を用いた温室効果ガス観測データの利活用に資する広報用動画の素材作成を行う1
2017株式会社和模型工房GOSATのデータ利用促進と普及啓発の一環として、現在開発中のGOSAT-2の外観、衛星機能、特徴をより詳細に解説するツールとして使用するため精巧な模型を製作する1

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