原子力の安全性向上に資する技術開発費補助金

事業番号: 0354

担当部局: 資源エネルギー庁原子力政策課　原子力技術室

事業期間: 2012年〜2018年

会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定

実施方法: 補助

エネルギー基本計画において、「万が一の事故のリスクを下げていくため、過酷事故対策を含めた軽水炉の安全性向上に資する技術や信頼性・効率性を高める技術等の開発を進める」こととされているところ。原子力の安全対策高度化に資する技術開発の支援を通じて、我が国における原子力の安全技術の水準向上を図る。

東京電力福島第一原子力発電所の事故で得られた教訓を踏まえ、原子力の更なる安全対策高度化に資する技術開発を支援する。(補助率:1/2)

※単位は100万円

年度	要求額	当初予算	補正予算	前年度から繰越し	翌年度へ繰越し	予備費等	予算計	執行額
2014	-	1,700	0	0	0	0	1,700	1,580
2015	-	1,600	0	0	0	0	1,600	755
2016	-	901	0	0	0	0	901	825
2017	-	608	0	0	0	0	608	-
2018	740	-	-	-	-	-	-	-

将来的（概ね５年以内）に、本事業を通じて開発された複数件の技術について、標準化や原子炉等への適用を目指す。

標準化や原子炉等への適用に直結するような、軽水炉安全に係るシミュレーション手法やデータベース等の成果の数（目標：2018年度に3 件）

安全対策高度化に資する技術開発テーマ

年度	支出先	業務概要	支出額（百万円）
2016	株式会社東芝	シールレス式一次冷却材ポンプ及び大口径爆破弁の開発	201
2016	三菱重工業株式会社	プラント安全性高度化（※上述の一般財団法人を含む４者連名申請）	187
2016	中部電力株式会社	実機材料を用いた材料劣化調査事業	128
2016	三菱重工業株式会社	原子力プラントの機器製造技術高度化	101
2016	イビデン株式会社	SiC炉心材料の開発（※３者連名で申請）	70
2016	イビデン株式会社	プラント安全性高度化（※上述の一般財団法人を含む４者連名申請）	60
2016	株式会社東芝	プラント安全性高度化（※上述の一般財団法人を含む４者連名申請）	45
2016	株式会社東芝	SiC炉心材料の開発（※３者連名で申請）	26
2016	原子燃料工業株式会社	SiC炉心材料の開発（※３者連名で申請）	3
2016	一般財団法人エネルギー総合工学研究所	プラント安全性高度化（※下述の民間企業を含む４者連名申請）	2