種苗産業海外展開促進事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0027
担当部局: 食料産業局 知的財産課
事業期間: 2014年〜2016年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負、補助
事業の目的
種苗産業の総合的な機能強化を通じ、産学官連携による「強み」のある産地形成を促進するため、種苗輸出大国オランダの業界団体（プランタム）の取組をモデルに、種苗産業の共通課題の解決を可能とする体制の構築に向けて必要な環境整備等を推進する。
事業概要
１（１）種苗の輸出を促進させるため、種苗輸出先から求められる無病性の担保等に必要な検査手法の実用化【委託】
２（１）ゲノム情報を活用したデザイン育種を促進するため、種苗会社等を対象としたセミナーやDNAマーカー育種のモデル試験を実施【委託】
（２）海外への輸出を図る農産物の品種保護を図る取組支援のため、DNA品種識別技術等の実用化【補助率：定額、1/2以内】
（３）新たな採種地の開拓に向けた検討、採種技術の維持・向上のための研修の実施等、採種体系の強化に向けた取組を支援【補助率：1/2以内】
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2014 | - | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 16 |
| 2015 | - | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14 | 13 |
| 2016 | - | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 26 |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
【政策評価測定指標】 平成31年までに農林水産物・食品の輸出額を1兆円にする。
農林水産物・食品の輸出額 （目標：2019年度に10000 億円）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2014 | - 億円 | 6117 億円 |
| 2015 | - 億円 | 7451 億円 |
| 2016 | - 億円 | 7502 億円 |
【アウトカム】 平成28年度までに民間種子検査機関等が実施できる種苗病害検査種類数を20種類まで増加させる。
民間種子検査機関等が実施できる種苗病害検査種類数 （目標：2016年度に20 種類）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2014 | - 種類 | 17 種類 |
| 2015 | - 種類 | 19 種類 |
| 2016 | - 種類 | 24 種類 |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
海外における種苗需要・流通実態調査対象国数 ※調査の実施は27年度まで
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2014 | 1 国 | 1 国 |
| 2015 | 1 国 | 1 国 |
| 2016 | - 国 | - 国 |
輸出種苗病害検査手法実用化件数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2014 | 2 件 | 2 件 |
| 2015 | 2 件 | 2 件 |
| 2016 | 4 件 | 4 件 |
DNAマーカー育種のモデル試験計画案作成件数 ※27年度以降は、試験実施件数とする。
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2014 | 1 件 | 1 件 |
| 2015 | 1 件 | 1 件 |
| 2016 | 1 件 | 1 件 |
種苗生産改善協議会、品種ニーズ調査、採種技術習得研修の開催地区数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2014 | 4 地区 | 4 地区 |
| 2015 | 3 地区 | 3 地区 |
| 2016 | 2 地区 | 2 地区 |
DNA品種識別マニュアル作成件数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2014 | - 件 | - 件 |
| 2015 | - 件 | - 件 |
| 2016 | 5 件 | 5 件 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2016 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 種子伝染性病害に係る検査手法の確立、検査手法・検証結果のマニュアル化 | 6 |
| 2016 | 森産業株式会社 | DNA品種識別技術の妥当性の確認（シイタケ） | 5 |
| 2016 | 公益財団法人かずさＤＮＡ研究所 | 国内の種苗会社等を対象としたDNA育種に関するセミナーの開催、DNAマーカーを使用した育種モデル試験の実施等 | 4 |
| 2016 | 株式会社ファスマック | DNA品種識別技術の実用化に向けたマニュアル作成等（イチゴ） | 3 |
| 2016 | 国立大学法人岡山大学 | DNA品種識別技術の実用化に向けたマニュアル作成等（イチゴ加工品） | 2 |
| 2016 | 株式会社萩原農場生産研究所 | DNA品種識別技術の実用化に向けたマニュアル作成等（スイカ） | 2 |
| 2016 | 公益財団法人かずさＤＮＡ研究所 | DNA品種識別技術の実用化に向けたマニュアル作成等（アブラナ科野菜、カラー） | 2 |
| 2016 | ホクト株式会社 | DNA品種識別技術の実用化に向けたマニュアル作成等（ヒラタケ） | 1 |
| 2016 | 株式会社増田採種場 | アブラナ科植物の採種体制強化に係る種苗生産改善協議会、採種技術習得研修の企画・実施 | 1 |
| 2016 | 公益財団法人園芸植物育種研究所 | カボチャ・ピーマン・トマトの採種体制強化に係る種苗生産改善協議会、品種ニーズ調査、採種技術習得研修の企画・実施 | 1 |
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