CO2貯留適地の調査事業 (旧:二酸化炭素貯留ポテンシャル調査事業費)
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0452
担当部局: 産業技術環境局 地球環境連携室
事業期間: 2014年〜2021年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
二酸化炭素回収・貯留(CCS)は二酸化炭素の排出削減効果が大きく、地球温暖化対策の重要な選択肢の1つとして世界的に期待されている。このため、CCS技術の2020年頃の実用化に向けて、我が国における二酸化炭素貯留可能地点を探査し、CCS実用化に必要な基盤の整備を行う。
事業概要
国内には合計で1,450億トン以上のCO2貯留ポテンシャルがあるとの試算がされているが、限られた基礎データに基づく推定であり、地質の不均質性を考慮すると、個々の候補地点の貯留ポテンシャルには大きな不確実性がある。このため、本事業では、大きなポテンシャルを有すると期待される貯留地点を対象として、弾性波探査、調査井掘削、地質モデル構築、貯留層総合評価等を行うことによって有望な貯留層を特定し、各地点の貯留層分布と貯留ポテンシャルを高い精度で把握する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 1,000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 452 | 425 |
2015 | - | 1,000 | 0 | 548 | 0 | 0 | 837 | 518 |
2016 | - | 1,250 | 0 | 711 | 0 | 0 | 1,961 | - |
2017 | 1,250 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
新規3次元弾性波探査の実施・解析地点数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | - 地点 | - 地点 |
2015 | - 地点 | - 地点 |
既存3次元弾性波探査データの解析地点数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | - 地点 | - 地点 |
2015 | 1 地点 | 1 地点 |
新規2次元弾性波探査の実施・解析地点数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 3 地点 | 1 地点 |
2015 | 5 地点 | 1 地点 |
既存2次元弾性波探査データの解析地点数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 4 地点 | 4 地点 |
2015 | 7 地点 | 7 地点 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 日本CCS調査株式会社 | 大きなCO2貯留ポテンシャルを有すると期待される貯留地点において、弾性波探査等を行い、貯留層評価を実施する。 | 518 |
2015 | 株式会社地球科学総合研究所 | 2D探査データの取得・処理・解釈費 | 202 |
2015 | 株式会社地球科学総合研究所 | 既存探査データの処理・再処理 | 81 |
2015 | 株式会社地球科学総合研究所 | 新規2D探査など | 38 |
2015 | 株式会社Y | 処理データからの地質解析等 | 35 |
2015 | 株式会社地球科学総合研究所 | 処理データからの地質解析等 | 35 |
2015 | 株式会社ダイヤコンサルタント | 処理データからの地質解析等 | 20 |
2015 | 株式会社X | 処理データからの地質解析等 | 13 |