酸素充填解凍を用いた生鮮用冷凍水産物の高品質化技術開発事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0304

担当部局: 水産庁 増殖推進部研究指導課

事業期間: 2018年〜2018年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

水産物の輸出拡大対策において冷凍ブリ類が主要な品目として期待されている。しかし、冷凍ブリ類は、解凍後の貯蔵中に褐変が進行しやすいため、色合いの悪さのみから破棄されてしまう。このため、本事業では、褐変の機構を解明し、褐変を抑制する酸素充填解凍技術(MAP技術)を確立することにより、当該解釈に対して適切な科学的データを提供し、MAP技術の正確な情報提供を行うなど、積極的に普及促進を図る。これをもって、養殖魚輸出促進を含めた水産物流通や食品ロスの低減による水産物の効率的な利用を図るものとする。

事業概要

(1)魚肉の品質劣化の原因とMAP技術の作用機能の解明
(2)ブリ、マグロなど魚種ごとの実用技術の確立 (3)流通現場における実地検証 (4)消費者や厚生労働省等へのMAP技術の正確な情報提供等

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018504100004140
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20180102030405060Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

平成32年度までに、MAP技術で加工した魚種における褐変防止の成功率90%以上を確保することで、実用に耐える技術とする.

MAP技術による褐変防止の達成率 (計算式:MAP技術で加工した魚種のうち褐変防止に成功した魚種数/MAP技術で加工した魚種数) (目標:2020年度に90 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %30 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

褐変及び品質劣化のメカニズム及びMAP技術作用機構解明のための課題数

年度当初見込み活動実績
20183 課題3 課題

業界団体、養殖業者、加工業者の参加した実証試験の課題数

年度当初見込み活動実績
20181 課題1 課題

MAP技術の消費者への情報提供の機会数

年度当初見込み活動実績
20181 回- 回

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2018国立研究開発法人水産研究・教育機構酸素充填解凍を用いた生鮮用冷凍水産物の高品質化技術開発34
2018国立大学法人東北大学酸素充填解凍を用いた生鮮用冷凍水産物の高品質化技術開発5
2018鹿児島県酸素充填解凍を用いた生鮮用冷凍水産物の高品質化技術開発1

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