マツノザイセンチュウ抵抗性品種開発技術高度化事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0235

担当部局: 林野庁森林整備部 研究指導課

事業期間: 2013年〜2017年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

本事業の最終目的は、全国的な松くい虫被害の拡大を防止することである。この目的を果たすために、これまで、マツノザイセンチュウ抵抗性品種の開発を実施してきたところ(平成27年度末現在:アカマツ225品種、クロマツ171品種を開発)。しかしながら、激害地の生存木から種子・穂木を採取し、抵抗性の高いものを選抜する従来型の方法では、品種の開発に長期間を要するために、品種開発を効率的に実施できる判定技術を開発するとともに、当該技術を用いて、より強い抵抗性品種を開発することを目的とする。

事業概要

マツ枯れ被害に対応して、効率的に抵抗性品種を開発するため、以下のことを実施する。
 ①遺伝子情報を用いたマツノザイセンチュウ抵抗性の効率的な判定技術の開発  ②より強いマツノザイセンチュウ抵抗性を有する品種の開発

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2013-3000003029
2014-2700002726
2015-2300002322
2016232000002020
2017181700001717
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2013201420152016201705101520253035Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

(政策評価測定指標) 保全すべき松林の被害率を全国的に1%未満の微害に抑制

(5)-②-(ア) 保全すべき松林の被害率が1%未満の「微害」に抑えられている都府県の割合 (保全すべき松林の被害率が1%未満の「微害」に抑えられている都府県数/保全すべき松林に被害が発生している都府県数×100) (目標:2020年度に100 %)

年度当初見込み成果実績
2015- %76 %
2016- %80 %
2017- %83 %

(政策評価測定指標) 保全すべき松林の被害率を全国的に1%未満の微害に抑制

(5)-②-(イ) 新たな市町村で松食い虫被害の発生があった場合に、法令等に基づいて蔓延防止措置を適切に実施した割合 (措置実施市町村数/新規被害発生市町村数×100)

年度当初見込み成果実績
2015- %100 %
2016- %100 %
2017- %100 %

(政策評価測定指標) 保全すべき松林の被害率を全国的に1%未満の微害に抑制

(5)-②-(ウ) 全国の保全すべき松林における被害率に対する高緯度・高標高の被害先端地域が存する都府県の保全すべき松林の被害率の割合 (全国被害率/先端地域被害率×100)

年度当初見込み成果実績
2015- %115 %
2016- %94 %
2017- %106 %

(アウトカム) 抵抗性系統の判定のためのDNAマーカーを2種類開発

開発されたマーカー数 (目標:2017年度に2 種類)

年度当初見込み成果実績
2015- 種類- 種類
2016- 種類- 種類
2017- 種類4 種類

(アウトカム) より強いマツノザイセンチュウ抵抗性品種を新たに10品種開発

開発された品種数 (目標:2017年度に10 品種)

年度当初見込み成果実績
2015- 品種- 品種
2016- 品種- 品種
2017- 品種20 品種

活動指標及び活動実績(アウトプット)

事業概要①(判定技術の開発)及び②(品種の開発)の実施課題項目数

年度当初見込み活動実績
20157 種類7 種類
20165 種類5 種類
20173 種類3 種類

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
20142者による共同提案 ・独立行政法人 森林総合研究所 ・国立大学法人 九州大学①遺伝子情報を用いたマツノザイセンチュウ抵抗性の効率的な判定技術の開発 ②より強いマツノザイセンチュウ抵抗性を有する品種の開発26
2015国立研究開発法人森林研究・整備機構・遺伝子情報を用いたマツノザイセンチュウ抵抗性の効率的な判定技術の開発 ・より強いマツノザイセンチュウ抵抗性を有する品種の開発22
2016国立研究開発法人森林研究・整備機構・遺伝子情報を用いたマツノザイセンチュウ抵抗性の効率的な判定技術の開発 ・より強いマツノザイセンチュウ抵抗性を有する品種の開発20
2017国立研究開発法人森林研究・整備機構・遺伝子情報を用いたマツノザイセンチュウ抵抗性の効率的な判定技術の開発 ・より強いマツノザイセンチュウ抵抗性を有する品種の開発17
2014岡山県農林総合センター 試験地等での交配解析0
2014広島県立総合技術研究所 試験地等での交配解析0
2014山口県農林総合技術センター 試験地等での交配解析0
2015岡山県試験地等での交配解析0
2015広島県試験地等での交配解析0
2015山口県試験地等での交配解析0
2016岡山県試験地等での交配解析0
2016山口県試験地等での交配解析0
2016広島県試験地等での交配解析0

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