大気環境基準等設定業務費
府省庁: 環境省
事業番号: 0089
担当部局: 水・大気環境局 総務課
事業期間: 1974年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
環境基本法に基づき設定された環境基準については、常に適切な科学的判断が加えられなければならないとされている。また、大気汚染防止法において、国は有害大気汚染物質の人の健康に及ぼす影響に関する科学的知見の充実に努めなければならないとされており、中央環境審議会においては、有害大気汚染物質のうち健康リスクがある程度高いと考えられる優先取組物質について、その低減を図るための指針値を設定することとされている。このため、環境基準等が未設定の物質についてはその設定に向けた科学的知見の収集・整理を進めるとともに、既に環境基準等が設定された物質等についても、科学的知見の充実を継続的に進めていく必要がある。
事業概要
・諸外国及び国際機関等における大気環境基準等の設定・改定など大気保全政策の動向に関する最新の情報を収集・整理。
・環境基準等が未設定の物質に対する新規設定や、既に環境基準等が設定されている物質及び優先順位の高い有害大気汚染物質について環境基準等の見直しに資するべく、人の健康影響に関する情報を収集・整理。
・有害大気汚染物質に関し、得られる科学的知見に制約がある場合の有害性及び曝露評価手法の確立に資するための検討を実施。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 17 |
2013 | - | 27 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 | 22 |
2014 | - | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 28 | 38 |
2015 | - | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 28 | 27 |
2016 | 28 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | - |
2017 | 42 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
優先取組物質の、指針値設定の検討及び環境基準等の見直し検討を行う上で根拠となる健康影響評価に係る検討回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | 4 数 | 4 数 |
2014 | 4 数 | 5 数 |
2015 | 9 数 | 9 数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 日本エヌ・ユー・エス(株) | 環境基準等の見直し等の検討、及び有害大気汚染物質に係る優先取組物質のうち指針値が設定されていない物質の指針値等の新設に資するため、諸外国等における大気環境基準に係る動向や根拠資料等について情報を収集・整理し分析を行う。 | 23 |
2015 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 環境基準等の見直し等の検討、及び有害大気汚染物質に係る優先取組物質のうち指針値が設定されていない物質の指針値等の新設に資するため、諸外国等における大気環境基準に係る動向や根拠資料等について情報を収集・整理し分析を行う。 | 22 |
2014 | (株)数理計画 | 光化学オキシダント等大気汚染物質による健康影響について、疫学研究及び毒性学研究等に関する文献を整理し、とりまとめる。 | 10 |
2014 | (独)国立環境研究所 | 指針値等の評価値を設定する基本的な方針を示すものとして、我が国や諸外国において実施された評価方法を整理し、最も適切なリスク評価値の算出方法についての検討を行う。 | 5 |
2015 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 指針値等の評価値を設定する基本的な方針を示すものとして、我が国や諸外国において実施された評価方法を整理し、最も適切なリスク評価値の算出方法についての検討を行う。 | 5 |
2014 | いであ(株) | 有害大気汚染物質の健康リスク評価手法等に関する検討等補助業務を行う。 | 1 |
2014 | 個人A | 大気環境基準に係る動向調査等の補助業務を行う。 | 1 |
2015 | 個人 | 大気環境基準に係る動向調査等の補助業務を行う。 | 1 |
2014 | 個人B | 大気環境基準に係る動向調査等の補助業務を行う。 | 1 |