地域における対策・活用推進のための要注意鳥獣等(クマ等)監視業務
府省庁: 環境省
事業番号: 0205
担当部局: 自然環境局 生物多様性センター
事業期間: 2015年〜2017年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
近年、里地地域における野生鳥獣による生態系被害、農林水産業被害、生活環境や安全面での被害が甚大化している。これらの鳥獣被害に関して、今後新たに監視が必要な「要注意鳥獣(クマ等)」に関して、早急に生息状況調査を実施する。このことを通じて、今後の予防的視点からの効果的な鳥獣対策を講じるための基礎的な情報を整備し、里地地域の各種資源と安心安全な生活を確保し、地域の活力を維持するための適正な要注意鳥獣の管理を推進する。
事業概要
①要注意鳥獣等の生息分布状況等監視業務
生態系や農林水産業被害など被害が甚大化している要注意鳥獣(クマ等)などについて生息状況調査を実施し、今後の生息分布を予測する。
②ボランティアによる鳥獣監視ネットワークを活用した野生鳥獣生息概況把握業務
鳥獣対策等に資するため、住民や各種団体、専門家による監視組織を構築し、これらのネットワークにより地域における鳥獣の状況を把握し、各種の被害につながる新たな異常を早期に観測する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | - | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 20 |
2016 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 23 |
2017 | 31 | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 23 | 21 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
要注意鳥獣に関する報告書等のダウンロード回数を前年度実績以上とする。
要注意鳥獣に関する報告書等のダウンロード回数 (目標:2019年度に4548 数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 数 | - 数 |
2016 | - 数 | - 数 |
2017 | - 数 | - 数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
クマ(ヒグマ及びツキノワグマ)の生息の有無が確認された5kmメッシュ数(九州、沖縄を除く14000メッシュ)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 4000 メッシュ | 4318 メッシュ |
2016 | 6000 メッシュ | 5180 メッシュ |
2017 | 8000 メッシュ | 6847 メッシュ |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 株式会社野生動物保護管理事務所 | 鳥獣の分布把握調査 | 15 |
2017 | 一般財団法人自然環境研究センター | 野生鳥獣の分布把握調査 | 14 |
2015 | 株式会社地域環境計画 | 野生鳥獣の分布把握調査 | 10 |
2015 | 井出電気株式会社 | 鳥獣等モニタリングカメラ購入 | 6 |
2016 | 特定非営利活動法人バードリサーチ | ガンカモ類の一斉生息調査 | 5 |
2017 | 特定非営利活動法人バードリサーチ | 全国鳥類繁殖分布調査 | 4 |
2017 | 特定非営利活動法人バードリサーチ | ガンカモ類の一斉生息調査 | 3 |
2015 | イー・アンド・イーソリューションズ株式会社 | 鳥類分布概況把握調査 | 3 |
2016 | 特定非営利活動法人バードリサーチ | 全国鳥類繁殖分布調査 | 3 |
2015 | 公益財団法人山階鳥類研究所 | 鳥類調査拠点の整備 | 1 |
2016 | Pacific Spatial Solutions,LLC | web入力フォーム作成 | 1 |
2015 | 日本海鳥グループ | 調査結果のデータベース作成 | 1 |