2020年東京オリンピックに向けた都市圏における環境対策評価検証等事業
府省庁: 環境省
事業番号: 0306
担当部局: 大臣官房 総合政策課
事業期間: 2015年〜2016年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
2020年東京大会に向け東京都市圏において、①資源循環システムの高度化の取組、②ヒートアイランド対策、③水質保全等環境改善の取組等を効果的に進めるため、これらの各施策の相互連関に留意しつつ統合的に進めていくことができるよう、各施策を講じる余地(ポテンシャル)や講じる効果を全体として把握しつつ、効果の高い施策をモデル的に実施するとともに、地方公共団体・民間事業者等の関係各主体の取組を積極的に促していく。
事業概要
平成27年度は、低炭素・資源循環・自然共生政策の統合的アプローチによる東京都市圏の環境対策について、ソフトからハードに至るまでのあらゆる施策の総合的な実施効果を検証するため、水質汚濁対策や熱中症対策等の各種施策の導入効果が把握できるようなマクロモデルを活用して都市圏における環境対策効果をシミュレーションし、都市圏の環境対策の推進に向けた方策等をとりまとめた報告書を作成した。平成28年度は、当該報告書の自治体等への周知を図るとともに、2016年リオ大会における都市圏の環境対策について調査し、同大会の成果と課題等を報告書を取りまとめた。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | - | 151 | 0 | 0 | 0 | 0 | 151 | 138 |
2016 | 28 | 26 | 0 | 0 | 0 | 0 | 26 | 3 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
東京都市圏における当該報告書で提示された環境対策の実施状況
当該報告書で提示された環境対策を実施した自治体の割合 (目標:2016年度に70 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - % | 69 % |
2016 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
事業実施件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 1 % | 1 % |
2016 | 1 % | 1 % |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 株式会社価値総合研究所 | 土地利用・交通関係分野における環境対策を講じた場合の効果について定量的なモデル分析を行う。 | 54 |
2015 | 株式会社ハオ技術コンサルタント事務所 | 東京都市圏におけるヒートアイランド対策の効果に関する将来推計、分析を行う。 | 43 |
2015 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | 東京都市圏の低炭素化等に係る均衡・評価モデルを用いた将来推計、分析及び検証を行う。 | 16 |
2015 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | (1)東京都市圏の低炭素化等に係る均衡・評価モデルを用いた将来推計、分析及び検証を行う。(2)均衡・評価モデルを用いた将来推計、分析及び検証に係る学術的な検討会を開催する。(3)均衡・評価モデルを用いた将来推計、分析及び検証により評価された技術の導入等の実現性に係る意見交換会を開催する。 | 14 |
2015 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | 東京都市圏におけるヒートアイランド対策の効果に関する将来推計、分析作業の補助業務を行う。 | 10 |
2015 | 株式会社エックス都市研究所 | 東京都市圏の低炭素化等に係る均衡・評価モデルを用いた将来推計、分析及び検証を行う。 | 9 |
2015 | 株式会社三菱総合研究所 | 東京都市圏の低炭素化等に係る均衡・評価モデルを用いた将来推計、分析及び検証を行う。 | 4 |
2016 | Value Frontier株式会社 | 平成28年度東京オリンピックでの導入に向けた環境配慮への取組調査検証業務 | 3 |