畜産生産力・生産体制強化対策事業のうち 家畜能力等向上強化推進
府省庁: 農林水産省
事業番号: 20-0176
担当部局: 畜産局 畜産振興課畜産技術室
事業期間: 2019年〜2022年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
我が国畜産の安定的な発展のため、高能力な家畜を生産するための家畜改良により畜産物の生産性向上を推進する取組や遺伝的多様性の確保に資する取組等を支援し、畜産の生産基盤の強化と持続的な和牛生産の推進を図る。
事業概要
①乳用牛の改良の推進のため、遺伝子解析情報を活用した改良手法の活用により、長命連産に優れた乳用牛を作出する取組及び特色ある優良遺伝資源の活用のための取組を支援する。(補助率:定額、1/2以内)
②肉用牛の改良の推進のため、遺伝子解析情報を活用した新たな近交係数の上昇抑制に資する改良手法の確立、多様な種雄牛の活用を促進するための調査、産肉能力以外の形質を含めた遺伝的能力評価のためのデータ収集・活用等の取組を支援する。(補助率:定額)
③豚の改良の推進のため、遺伝子解析情報を活用した改良のためのデータの収集、遺伝的能力評価の基礎となる全国レベルでの血縁構築、種豚改良効率化のためのシステムの検討・導入の取組を支援する。(補助率:定額、1/2以内)
④鶏の改良及び遺伝資源のリスク管理の推進のため、始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術の習得及び普及、必要なシステムを導入及び推進する取組を支援する(補助率:定額、1/2以内)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | 352 | 0 | 0 | 0 | 0 | 352 | 333 |
2020 | - | 334 | 0 | 0 | 0 | 0 | 334 | 305 |
2021 | - | 334 | 0 | 0 | 0 | 0 | 334 | - |
2022 | 334 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和12年度に乳用牛の1頭当たりの年間の生乳生産量を9,250kgまで引き上げる。
乳用牛の1頭当たりの年間の生乳生産量 (家畜改良増殖目標) (目標:2030年度に9250.0 kg)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - kg | 8767 kg |
2020 | - kg | 8806 kg |
令和12年度に肉用牛の1頭当たりの枝肉重量を545kgまで引き上げる。
肉用牛の1頭当たりの枝肉重量 (家畜改良増殖目標) (目標:2030年度に545.0 kg)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - kg | 510 kg |
2020 | - kg | - kg |
令和12年度に豚の1回の分娩で生まれる子豚の体重の総量を64kgまで引き上げる。
豚の1回の分娩で生まれる子豚の体重の総量 (家畜改良増殖目標) (目標:2030年度に64.0 kg)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - kg | 65.7 kg |
2020 | - kg | 65.9 kg |
令和12年度までに鶏の始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術を活用できる地域数を地鶏生産が行われている37地域全てに広げる。
鶏の始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術の普及した地域数 (鶏の改良増殖目標) (目標:2030年度に37.0 箇所)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - 箇所 | - 箇所 |
2020 | - 箇所 | 1 箇所 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
乳用牛改良の推進を図るためのデータの収集対象頭数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 52 万頭 | 52 万頭 |
2020 | 52 万頭 | 53 万頭 |
肉用牛改良の推進を図るためのデータの収集対象頭数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 26 万頭 | 27 万頭 |
2020 | 29 万頭 | 28 万頭 |
豚改良の推進を図るための種豚の導入頭数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 758 頭 | 767 頭 |
2020 | 457 頭 | 486 頭 |
鶏改良及び遺伝資源のリスク管理の推進を図るために始原生殖細胞(PGCs)を凍結保存した系統数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | - 系統 | - 系統 |
2020 | 4 系統 | 4 系統 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 乳用牛群検定全国協議会 | 遺伝子解析情報を活用した改良推進等 | 151 |
2020 | 肉用牛改良情報活用協議会 | 遺伝子解析情報を活用した新たな形質の検討・評価等 | 105 |
2020 | 農林水産省 | 家畜能力等向上強化促進事業に係る補助金の交付 | 17 |
2020 | 一般社団法人日本養豚協会 | 優良種畜を作出するための遺伝子検査・肉質分析等 | 16 |
2020 | 公益社団法人全国和牛登録協会 | 遺伝子解析情報を活用した系統分類手法の確率等 | 9 |
2020 | 鹿児島きもつき農協本部養豚部会 | 遺伝的能力評価の基礎となる種豚等の導入 | 6 |
2020 | ノーサン養豚振興会 | 遺伝的能力評価の基礎となる種豚等の導入 | 4 |
2020 | 公益社団法人大分県畜産協会 | 多様な形質等を持つ種雄牛の利用促進 | 4 |
2020 | 南州黒豚会 | 遺伝的能力評価の基礎となる種豚等の導入 | 4 |
2020 | 一般社団法人日本種鶏孵卵協会 | 始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術の習得及び普及に向けた取組 | 4 |
2020 | 全国農業協同組合連合会 | 多様な形質等を持つ種雄牛の利用促進 | 2 |
2020 | 農林水産省 | 家畜能力等向上強化促進事業に係る補助金の交付 | 2 |
2020 | 農家C | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 1 |
2020 | 農家B | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 1 |
2020 | 農家A | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 1 |
2020 | 公益社団法人畜産技術協会 | 多様な種畜を活用するための現地調査等 | 1 |
2020 | 藤栄ファームグループ養豚振興会 | 遺伝的能力評価の基礎となる種豚等の導入 | 0 |
2020 | 地方独立行政法人青森県産業技術センター | 始原生殖細胞(PGCs)を導入及び推進する取組 | 0 |
2020 | 農家J | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 0 |
2020 | 農家I | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 0 |
2020 | 農家H | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 0 |
2020 | 農家G | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 0 |
2020 | 農家F | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 0 |
2020 | 農家E | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 0 |
2020 | 農家D | 多様な枝肉データを収集するための肥育牛の導入 | 0 |
2020 | 岩手ふるさと農業協同組合 | 多様な形質等を持つ種雄牛の利用促進 | 0 |
2020 | 島根県農業協同組合 | 多様な形質等を持つ種雄牛の利用促進 | 0 |
2020 | 農林水産省 | 家畜能力等向上強化促進事業に係る補助金の交付 | 0 |