先端研究設備整備費補助
府省庁: 文部科学省
事業番号: 20-0228
担当部局: 科学技術・学術政策局 研究開発基盤課
事業期間: 2019年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
・共用に供する先端的な研究に資する設備の整備に必要な経費を研究機関等に対して補助することにより、若手研究者をはじめとした研究者の研究力の向上と、未来の鍵を握る重要分野における我が国の競争力の強化を図る。(先端共用研究設備の整備)
・博士課程学生等が研究活動を速やかに再開・継続できるよう、研究者からのニーズの高い、共用研究設備・機器について、遠隔利用や実験の自動化を推進するための設備・機器の早期導入等を支援することで、学生・教職員等を新型コロナウイルス感染症の脅威から守りつつ、研究活動の維持を図る。(研究活動再開等のための研究設備の遠隔化・自動化による環境整備)
・研究機関等における基盤的及び先端的研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化を図る(研究施設・設備・機器のリモート化・スマート化)。
事業概要
AI、バイオテクノロジー、量子技術に関する分野に加え、我が国の強みを有する物質・材料科学分野等において、共用に供する先端的な研究に資する設備の整備に必要な経費を研究機関等に対して補助する。【定額補助】
・研究者からのニーズの高い、各大学等が現在保有している共用研究設備に対して、遠隔利用や実験の自動化を推進するための設備・機器の追加等(既存の研究設備の高度化等)を支援する。【定額補助】
・幅広い研究者への共用体制を構築している研究機関において、研究者からのニーズの高い、遠隔地からの研究や研究の自動化が可能な共用研究設備・機器の新規導入や、各研究機関等が保有している共用研究施設・設備・機器に対して遠隔利用や実験の自動化を推進するための設備・機器の追加(既存の共用研究施設・設備・機器の高度化等)を支援する。【定額補助】
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | 0 | 5,000 | 0 | -4,990 | 0 | 10 | 0 |
2020 | - | 0 | 9,570 | 4,990 | -7,698 | 0 | 6,862 | 6,825 |
2021 | - | 0 | 0 | 7,698 | 0 | 0 | 7,698 | - |
2022 | 0 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
多くの研究者が先端研究設備を利用できる研究環境を整備し、我が国の研究力の向上を図る。
本事業を通じて整備した先端研究設備の利用件数 (目標:2021年度に260000.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - 件 | - 件 |
2020 | - 件 | 83799 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業を通じて、先端研究設備を整備した機関数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | - 件 | - 件 |
2020 | 39 件 | 39 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 | データ蓄積用大規模ストレージ及びその他データの収集・活用の促進の取組に必要な設備の整備 | 1,000 |
2020 | 国立大学法人東北大学 | AI・IoT/量子/バイオのいずれかの技術に特徴を有するマテリアルテクノロジーに関する設備整備 | 800 |
2020 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 蓄電池研究開発設備整備 | 800 |
2020 | 国立研究開発法人理化学研究所 | クライオ電子顕微鏡整備 | 600 |
2020 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 量子コンピュータに関するハードウェア開発のための機器の整備 | 530 |
2020 | 国立大学法人東京大学 | 量子コンピュータ実活用のための開発環境基盤設備整備 | 391 |
2020 | 国立大学法人東京工業大学 | 量子コンピュータネットワーク構築に向けた基盤的研究のための開発環境基盤設備整備 | 200 |
2020 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 次世代シーケンサー整備 | 140 |
2020 | 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 | 次世代シーケンサー整備 | 120 |
2020 | 国立大学法人東北大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 101 |
2020 | 学校法人早稲田大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 100 |
2020 | 国立大学法人長岡技術科学大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 100 |
2020 | 国立大学法人名古屋工業大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 100 |
2020 | 国立大学法人北海道大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 100 |
2020 | 国立大学法人東京大学 | 次世代シーケンサー整備 | 100 |
2020 | 国立大学法人熊本大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 99 |
2020 | 国立大学法人金沢大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 98 |
2020 | 国立大学法人東京工業大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 90 |
2020 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 90 |
2020 | 国立大学法人山口大学 | 研究設備の遠隔化・自動化による環境整備 | 86 |