障害のある学生の修学・就職支援促進事業
府省庁: 文部科学省
事業番号: 20-0153
担当部局: 高等教育局 学生・留学生課
事業期間: 2020年〜2023年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
高等教育機関で学ぶ障害のある学生数は増加の一途にあるが、各大学等における経験や認識の違い等により、大学間での支援の取組に差がある。先進的な取組や多くの知見を持つ大学等が連携するプラットフォームを形成し、他の大学等がこのプラットフォームに参加することで、さらなる大学間連携や担当者間の連携を促進するとともに、課題に対する情報やノウハウの共有等の組織的なアプローチにより高等教育機関全体として障害学生支援の充実を図ることを目的とする。
事業概要
複数の大学等が連携するプラットフォームを形成し、組織的なアプローチにより障害のある学生を支援していくため、以下の取組を推進する。
・大学等のネットワークや既存の障害学生支援ネットワークを活用し、大学等からの支援体制の整備や支援方法についての相談、合理的配慮の提供や支援内容等に関して困りごとを抱える学生等からの相談に対して、専門的な助言や提案等を行う。
・連携プラットフォームへの参加大学等を増やすだけではなく、地域における障害学生支援ネットワークの形成支援や既存の障害学生支援ネットワークとの連携等を行う。
・各大学等で取組が進んでいないもの(情報公開、就職支援等)やコロナ禍における合理的配慮の提供等についての取組事例の収集・展開を行う。
・学生への「心のバリアフリー」促進に向けた取組を行う。例えば、学生が学生をサポートするピア・サポートを「障害の社会モデル」の観点から効果的に実施する方法の検証や事例収集等を行う。
【定額補助】
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | - | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 30 |
2021 | - | 36 | 0 | 0 | 0 | 0 | 36 | - |
2022 | 36 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
事業に参加する大学等の増加
本事業における大学等の参加数 (目標:2023年度に85.0 校)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2020 | - 校 | 72 校 |
障害学生支援に関する大学等からの相談対応の拡充
本事業における障害学生支援に関する大学等からの相談件数 (目標:2023年度に300.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2020 | - 件 | 103 件 |
障害者差別解消法に関する対応要領等を整備している大学等の増加
障害学生支援に関する規程等、または障害者差別解消法に関する対応要領、基本方針等を整備している大学等の割合(整備大学等数÷全大学等数) (目標:2023年度に80.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2020 | - % | 69.6 % |
障害のある学生への授業に関する支援を実施している大学等の増加
障害学生が在籍する大学等において、授業に関する支援を実施している大学等の割合(実施大学等数÷障害学生在籍大学等数) (目標:2023年度に100.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2020 | - % | 82.7 % |
障害のある学生への就職支援等を実施している大学等の増加
障害学生が在籍する大学等において、就職支援やキャリア教育支援を実施している大学等の割合(実施大学等数÷障害学生在籍大学等数) (目標:2023年度に100.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2020 | - % | 84 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
障害のある学生の修学・就職支援促進事業の実施拠点校数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2020 | 2 件数 | 2 件数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 国立大学法人京都大学 | 障害のある学生の修学・就職支援促進事業 | 15 |
2020 | 国立大学法人東京大学 | 障害のある学生の修学・就職支援促進事業 | 15 |