資源循環システム高度化促進事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 20-0355
担当部局: 産業技術環境局 資源循環経済課 金属技術室 情報産業課 鉱物資源課
事業期間: 2017年〜2022年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負、交付
事業の目的
国内外の地上資源の高度活用システムを構築し、国際的に需要の増大が見込まれる有用金属の安定確保及び省資源・省エネルギー化を実現するための技術開発を行う。具体的には、安価で高品質なリサイクル材の安定的な生産・供給を実現するため、廃小型家電等を製品レベル・部品レベルで自動選別するプロセス及び高効率な製錬プロセスなどを構築するための研究開発を行うことで、世界に先駆けた高効率かつ省エネルギー効果の高い資源循環システムの構築を目指す。
事業概要
我が国の都市鉱山を有効に活用するため、スクラップの選別システムや製錬システム等の革新につながる研究開発や、これらをシステム化する情報技術等を有効活用することによって、動静脈産業が一体となった戦略的な資源循環システムの構築を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018 | - | 600 | 0 | 0 | -1 | 6 | 605 | 595 |
| 2019 | - | 935 | 0 | 379 | -574 | -13 | 727 | 717 |
| 2020 | - | 735 | 0 | 574 | -405 | 72 | 976 | 973 |
| 2021 | - | 570 | 0 | 405 | 0 | 0 | 975 | - |
| 2022 | 315 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
本事業により開発された自動・自律型リサイクルプラント及び戦略メタルの少量多品種製錬技術の社会実装
本事業により開発された自動・自律型リサイクル技術及び少量多品種製錬技術の国内プラント導入数 （目標：2025年度に2.0 箇所）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - 箇所 | - 箇所 |
| 2019 | - 箇所 | - 箇所 |
| 2020 | - 箇所 | - 箇所 |
【廃製品自動選別技術開発】 1製品の選別時間の向上
1製品の選別時間 （目標：2022年度に0.5 秒/製品・個）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - 秒/製品・個 | - 秒/製品・個 |
| 2019 | - 秒/製品・個 | - 秒/製品・個 |
| 2020 | - 秒/製品・個 | - 秒/製品・個 |
【廃製品自動選別技術開発】 1製品の選別精度の向上
1製品の選別精度 （目標：2022年度に95.0 ％）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - ％ | - ％ |
| 2019 | - ％ | - ％ |
| 2020 | - ％ | - ％ |
【廃部品自動選別技術開発】 分散・複雑系廃部品全体の分離効率の向上
分散・複雑系廃部品全体の分離効率 （目標：2022年度に80.0 ％）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - ％ | - ％ |
| 2019 | - ％ | - ％ |
| 2020 | - ％ | - ％ |
【高精密金属イオンサイズ認識分離技術開発】 特定の希土類元素の相互分離係数の向上
特定の希土類元素の相互分離係数 （目標：2022年度に5.0 数）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - 数 | 2.75 数 |
| 2019 | - 数 | - 数 |
| 2020 | - 数 | - 数 |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
研究開発テーマ数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2018 | 5 数 | 5 数 |
| 2019 | 5 数 | 5 数 |
| 2020 | 5 数 | 5 数 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2020 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 | プロジェクト管理等 | 912 |
| 2020 | 株式会社アビヅ | 海外実証(電気・電子機器廃棄物のリサイクルシステム実証) | 283 |
| 2020 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 高効率な資源循環システムを構築するためのリサイクル技術の研究開発事業 | 270 |
| 2020 | 佐藤鉄工株式会社 | 破砕機開発・統合システム製造 | 90 |
| 2020 | 大栄環境株式会社 | 統合システム試験導入・小家電データベース・性能評価 | 82 |
| 2020 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | プロジェクト管理等 | 61 |
| 2020 | ＤＯＷＡエコシステム株式会社 | 物理選別による廃電子基板からの製錬忌避元素の低減技術の開発（廃電子基板の低温焙焼） | 48 |
| 2020 | 株式会社三徳 | コスト計算・実用化の課題明確化 | 39 |
| 2020 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | 配位子開発・分離機構解析 | 24 |
| 2020 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 部品剥離による製錬忌避元素の低減 | 23 |
| 2020 | 国立大学法人京都大学 | 溶解塩を利用した濃縮系少量材料のリサイクル技術開発（フッ化物系） | 22 |
| 2020 | 学校法人早稲田大学 | 物理選別による製錬忌避元素の低減 | 20 |
| 2020 | 豊田通商株式会社 | 海外実証(使用済自動車の資源循環システム構築の実証) | 19 |
| 2020 | 国立大学法人大阪大学 | 溶解塩を利用した濃縮系少量材料のリサイクル技術開発（高温塩化物系） | 19 |
| 2020 | 三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング株式会社 | 資源循環を高度化する情報連携システム構築のための調査 | 16 |
| 2020 | 国立大学法人神戸大学 | 高精密金属イオンサイズ認識分離技術開発（精密有機合成） | 10 |
| 2020 | 国立大学法人佐賀大学 | 高精密金属イオンサイズ認識分離技術開発（溶媒抽出系開発） | 10 |
| 2020 | 国立大学法人北海道大学 | 廃部品自動選別技術開発（細粒選別装置検討） | 7 |
| 2020 | 国立大学法人東北大学 | リサイクル原料の製錬挙動に関する速度論的研究 | 6 |
| 2020 | 学校法人早稲田大学 | リサイクル原料の製錬挙動に関する平衡論的研究 | 6 |
| 2020 | 国立大学法人秋田大学 | 廃電子基板の低温加熱手法の検討 | 4 |
| 2020 | 株式会社リーテム | 性能評価・個別装置試験導入 | 2 |
| 2020 | 国立大学法人東京大学 | 廃部品自動選別技術開発（将来需要予測等） | 1 |
| 2020 | ＤＯＷＡエコシステム株式会社 | 製錬原料基準設定 | 1 |
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