高効率な石油精製技術に係る研究開発支援事業費補助金

府省庁: 経済産業省

事業番号: 20-0222

担当部局: 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油精製備蓄課

事業期間: 2016年〜2020年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 補助

事業の目的

省エネの進展等による国内石油需要の減少、アジア新興国における大型・輸出型製油所の台頭による国際競争の激化など、我が国石油精製業を取り巻く事業環境は厳しくなっている。こうした中将来にわたり石油の安定供給を確保していくために、コストの安い原油等から高付加価値の製品を生産すること(石油のノーブル・ユース)や精製設備の稼働を長期間安定させること(稼働信頼性の向上)など石油製品を効率的に生産する能力を高めることで、原油の有効利用や調達原油の多角化(中東依存度の低減)を図る。

事業概要

本事業では、国内石油精製業の技術基盤の底上げを図る観点から、付加価値の高い化学製品を効率的に生産する技術や、低廉な重質原油を用いて石油製品を効率的かつ安定的に生産する技術のうち、大きな効果が見込めるものの技術的な難易度が高い技術開発に必要な費用を補助する。(補助率:1/2)

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-5000000500496
2019-2400000240238
2020-2200000220220
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920200100200300400500600Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

平成30年度までに、高付加価値品であるブタジエンの収率20%を達成する。

高付加価値品(ブタジエン)の収率 (目標:2048年度に20.0 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %20 %
2019- %- %
2020- %- %

平成30年度までに、石油の膜分離プロセスによるノルマルパラフィンの回収率20%を達成する。

膜分離プロセスによるノルマルパラフィン回収率 (目標:2048年度に20.0 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %20 %
2019- %- %
2020- %- %

令和2年度までに、製油所の二次処理装置において適用可能な非在来型原油(重質かつ安価)の油種を10種にする(ことで、製油所の経済性や生産性が向上し、国内のエネルギーセキュリティ向上に寄与する)。

適用可能な非在来型原油油種数 (目標:2020年度に10.0 件)

年度当初見込み成果実績
2018- 件6 件
2019- 件8 件
2020- 件10 件

平成30年度までに、常圧蒸留装置の劣質原油処理比率を10%増加させる。

劣質原油の処理比率 (目標:2048年度に10.0 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %10 %
2019- %- %
2020- %- %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

事業件数

年度当初見込み活動実績
20187 件7 件
20193 件3 件
20203 件3 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020学校法人関西大学事業管理220
2020ENEOS株式会社重質残渣油のRFCC原料化のためのRDS触媒システム開発85
2020ENEOS株式会社非在来型原油および残渣油の2次装置反応性解析65
2020出光興産株式会社RDS/RFCC全体最適処理技術開発50

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