i-Constructionの普及加速

府省庁: 国土交通省

事業番号: 0339

担当部局: 総合政策局 公共事業企画調整課

事業期間: 2017年〜2019年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

我が国の建設産業においては、他産業と比較して就業者の高齢化が進み、今後の担い手不足にも対応するため、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を実現させることが急務である。そのための施策として進めている「i-Construction」の技術基準類を適用する工事を、我が国全体の公共工事に広く展開するため、地方公共団体への普及促進を行い、また、土工以外の工種へのICT活用のため、技術基準類の検討を行い、我が国の建設現場の生産性向上に資するものである。

事業概要

i-Constructionで示した業務プロセスモデルの中小建設業への適用性の検証や、好事例を創出した上での効果的な普及展開を図る目的で、各地方毎に、建機レンタル会社・地元建設コンサルタント会社・ICT企業等からなるコンソーシアムを立ち上げ、地方自治体発注工事の受け皿となる中小建設業者を対象に、ICTを活用した施工計画立案支援やマネジメント指導を行う。また、ICT土工技術の導入に必要な機材を貸与し、実演を通じた普及展開活動を実施するほか、ICT土工の導入効果等の分析のため、歩掛調査、ICTを活用した好事例のシナリオ分析等を行う。また、ICT土工活用による効果、メリットを全国に広く普及展開を図るため、事業の実施にあわせ、現場の見学会や講習会等を行うほか、歩掛調査結果を含めた広報活動を実施する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-38400-3004848
2018-36030006666
2019-3600003636
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201720182019-50-250255075Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

全国を10ブロック(北海道、東北、関東、北陸、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄)に分けた上で、最終年度(令和元年度)までに全ブロックでの好事例創出を目指す。

好事例を創出した地方ブロック数 なお、好事例とは地方自治体発注工事の受け皿となる中小建設業者がICT活用工事において施工計画立案支援やマネジメント指導を適切に受けることで、しっかりと利益を確保し、ICT活用に関するノウハウ拡大が図られた事例を指す。 (目標:2019年度に10 ブロック)

年度当初見込み成果実績
2017- ブロック4 ブロック
2018- ブロック8 ブロック
2019- ブロック10 ブロック

活動指標及び活動実績(アウトプット)

基準を改定する工種数

年度当初見込み活動実績
20172 件2 件
20182 件3 件
20192 件2 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019一般社団法人日本建設機械施工協会 地方における建設施工現場の生産性向上を図るため、モデル工事にICT専門家を派遣し、好事例を創出することでi-Constructionの普及展開を行うものである。35

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