世界遺産の森林生態系保全対策事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0232

担当部局: 林野庁 森林利用課

事業期間: 2018年〜2022年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

森林の生物多様性の損失等により、我が国の世界自然遺産及びその推薦地等の資源の損失が懸念されることから、世界自然遺産及びその推薦地等の管理水準を維持していくために、原生的な森林生態系や希少な野生生物の生育生息地の保護等、多様で健全な森林環境の保全を図る。

事業概要

我が国の世界自然遺産及びその推薦地等について、森林生態系を適切に保全管理し、世界遺産としての資質の維持・増進を図るために、関係省庁等との連携を図りつつ、①、②の事業を実施する。
①「小笠原諸島」において、外来樹木が遺産地域の生態系に与える影響が大きな課題となっているところであり、在来樹木による森林の修復手法の開発を行う。 ②「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」において、周辺の民有林で行われる二次林の伐採方法の違いについて、植生回復調査等を通じて科学的知見の収集と森林生態系の保全に配慮した管理手法の開発を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-5700005757
2019-52000052-
202052-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920200102030405060Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

事業を実施する「小笠原諸島」及び「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」について、世界遺産委員会の諮問機関であるIUCNによる評価において、外来樹木や森林施業が遺産価値にとって大きな脅威との指摘を受けないこと。

事業を実施する2つの資産のうち、IUCNから外来樹木や森林施業が遺産価値にとって大きな脅威との指摘を受けない資産数 (目標:2022年度に2 -)

年度当初見込み成果実績
2018- -1 -

活動指標及び活動実績(アウトプット)

世界自然遺産及びその推薦地等において森林生態系の保全管理手法の調査・開発を行った数(活動実績)

年度当初見込み活動実績
20182 -2 -

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2018一般社団法人日本森林技術協会在来樹木による森林の修復手法の開発34
2018株式会社プレック研究所植生回復調査等を通じた科学的知見の収集等23
2018株式会社ホンヤク社海外文献調査の一部5
2018NEO植物調査の一部2
2018有限会社オフィスクリーチャー昆虫類調査の一部1
2018合同会社タイサラボドローン調査の一部1
2018国頭村森林組合土壌動物調査の一部1

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