歯科診療情報の標準化に関する実証事業
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 0024
担当部局: 医政局 歯科保健課
事業期間: 2013年〜2016年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
大規模災害時等における身元不明遺体の個人識別については、東日本大震災において歯科所見の活用の有効性が確認されました。しかしながら、各歯科医療機関が所有する歯科診療情報の内容については、標準化されていないのが現状であり、身元確認に際して、歯科所見が活用できないことが課題でした。このため、大規模災害時の歯科所見を用いた身元確認を効率的に行うことができるよう、歯科医療機関が電子カルテ等において保有する身元確認に資する診療情報の標準化とその活用の在り方に関する検討会を行い、その内容をモデル事業を通じて実証する。
事業概要
当事業を開始した平成25年度は、モデル事業を通じて歯科医療機関が電子的に保有する歯科診療情報のうち標準化に際し課題となりうる点を抽出し、平成26年度は標準化モデル案を提示できるよう検討を続けているところ。また、平成27年度は、ベンダー間の互換性等を検証し、標準化モデルの評価等を予定している。そして、平成28年度以降、モデル事業の対象地域を拡大し、全国規模での歯科診療情報の標準化を検証する予定である。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | - | 21 | 0 | 0 | 0 | 0 | 21 | 17 |
2014 | - | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 10 |
2015 | - | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 11 |
2016 | 19 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 10 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
関係者及び有識者による検討会を年1回以上開催し、事業のあり方を適時検討する。
「歯科診療情報の標準化に関する検討会」開催回数 (目標:2017年度にNone 回)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - 回 | 3 回 |
2015 | - 回 | 3 回 |
2016 | - 回 | 3 回 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
モデル事業実施地域実数の累積
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 2 件 | 2 件 |
2015 | 2 件 | 2 件 |
2016 | 2 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 一般社団法人新潟県歯科医師会 | 新潟県歯科保健推進支援事業 | 10 |
2016 | 公益財団法人日本歯科医師会 | 災害時等の身元不明遺体の歯科所見を用いた身元確認を効率的かつ効果的に実施できるよう方策について実証する。 | 10 |
2014 | 一般社団法人新潟県歯科医師会 | 歯科診療情報を用いた身元確認シミュレーションの実施 | 9 |
2014 | 委員(複数) | 検討会出席 | 1 |
2015 | 委員(複数) | 検討会出席にかかる謝金 | 1 |
2015 | 有限会社タケマエ | 什器販売及び修理 | 0 |
2015 | 委員(複数) | 検討会出席にかかる旅費 | 0 |
2014 | (福祉)日本盲人職能開発センター 東京ワークショップ | 会議議事録作成 | 0 |
2014 | 大和綜合印刷(株) | 資料印刷 | 0 |
2015 | 社会福祉法人日本視覚障害者職能開発センター | 議事録作成 | 0 |
2014 | スワンベーカリー霞ヶ関売店 | 消耗品販売 | 0 |
2015 | スワンベーカリー霞ヶ関売店 | 会議物品販売 | 0 |
2015 | 東芝デジタルソリューションズ株式会社 | ネットワークシステムの端末等増設及び移設作業 | 0 |