AIターミナル高度化実証事業
府省庁: 国土交通省
事業番号: 新31-0020
担当部局: 港湾局 港湾経済課港湾物流戦略室
事業期間: 2019年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
コンテナ船の更なる大型化や船社アライアンスの再編等、海運・港湾を取り巻く情勢が変化する中、欧米基幹航路の寄港の維持・拡大による我が国の国際競争力強化を図るため、「集貨」「創貨」「競争力強化」の3本柱からなる「国際コンテナ戦略港湾政策」に取り組んでいる。本事業は、「競争力強化」施策の一つとして、AI等を活用したターミナルオペレーションの効率化・最適化に関する実証をはじめとする各種実証事業を行い、ターミナル荷役能力の向上及び港湾労働者の労働環境の改善を図ることを目的としている。
事業概要
コンテナ貨物の品目、コンテナ引取までの日数等のビッグデータを基に、AIを活用し、荷繰り回数を最小化したコンテナ蔵置計画を提案するシステム等の構築に向けた実証を行う。また、我が国港湾における熟練技能者の高い荷役能力の維持・向上を図るため、AI等を活用し、熟練技能者の荷役ノウハウを継承・最大化するための実証を行う。さらに、突発的な荷役機械の故障による港湾物流への影響を最小化するため、ビッグデータやAIを活用して異常傾向や故障の予兆を事前に把握する予防保全的維持管理の実証を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2019 | 1,150 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
構築したAIシステムの活用により、荷繰りの回数を最小化し、20%削減する。
1コンテナ当たりの荷繰りの回数の削減割合「1-(AIシステム導入後の荷繰り回数/導入前の荷繰り回数)」 (目標:2020年度に20 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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国際戦略港湾のうち2港において、定式化された熟練技能者の暗黙知をガントリークレーンに反映する。
定式化された暗黙知が反映されたガントリークレーンを有する港湾数 (目標:2021年度に2 港)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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我が国港湾において、高度化した予防保全的維持管理手法を5港のガントリークレーンに導入する。
高度化した予防保全的維持管理手法を導入したガントリークレーンを有する港湾数 (目標:2021年度に5 港)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
構築したAIシステム数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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定式化された熟練技能者の暗黙知の件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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センサーが設置されたガントリークレーン台数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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