日本食品標準成分表の信頼性向上

府省庁: 文部科学省

事業番号: 新31-0019

担当部局: 科学技術・学術政策局 政策課資源室

事業期間: 2019年〜2019年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

日本食品標準成分表は、食品成分に関する唯一の公的データであり国内外で広く活用されているが、ベースとなる分析データ等は同成分表の改訂ごとに異なるフォーマットで蓄積されてきており、時系列的な情報の参照が容易ではない。一方、輸出入や日本の食品への関心等から、国内外の専門家による成分値及びそのバックグラウンドへ照会が頻繁に行われてきており、早急にアカウンタビリティを高めることが必要である。さらに2020年のオリンピック・パラリンピック以降、日本において栄養関連のサミットや国際学会など多くのイベント開催が予定されており、我が国の栄養施策の基礎となっている同成分表についても、積極的にその利用を進め、プレゼンスを高める必要がある。本事業によって、食品成分値の再検証の効率的・合理的な実施及び国内外の専門家からの照会への適切な対応等を可能とすることにより、日本食品標準成分表の信頼性を向上させ、国民や社会ニーズへの的確な取組の推進及び研究開発活動を支える研究基盤の強化に資する。

事業概要

日本食品標準成分表の収載食品(2,236食品)の収載値のエビデンスとなる分析値、サンプル履歴、参照文献等のバックデータや検討経緯等の参考資料を統一フォーマットによるドキュメンテーションデータとして取りまとめ、一体的かつリレーショナルなデータ体系として構築する。また、2020年のオリンピック・パラリンピック時の一般訪日旅客や、同時期に開催される栄養関連の国際イベントにおいて、我が国独自の食事や栄養価について広く発信するための冊子を編纂する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

平成29年度末時点で日本食品標準成分表に収載されている食品のうち、収載値の検討に係る分析データ等の参考資料をドキュメンテーションデータとして体系化した食品の割合を100%にする。

ドキュメンテーションデータとして体系化した食品数(件) (目標:2019年度に2236 件数)

年度当初見込み成果実績

活動指標及び活動実績(アウトプット)

一体的かつリレーショナルなデータ体系の構築

年度当初見込み活動実績

我が国の食事・栄養情報発信冊子の原稿データの作成

年度当初見込み活動実績

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)

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