国際分担金等経費

府省庁: 環境省

事業番号: 0187

担当部局: 自然環境局 生物多様性地球戦略企画室 国立公園課 野生生物課 外来生物対策室

事業期間: 1979年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: その他

事業の目的

自然環境保全に係る地球規模の諸問題の解決に向けた、国際機関等を通じた国際貢献に必要な経費(分担金、拠出金)。

事業概要

①国際自然保護連合分担金:昭和53年の総会において国際自然保護連合(IUCN)への加入が承認され、以来、IUCNの会員として必要な分担金経費を支出するもの。
②国際湿地保全連合分担金:国際的に重要な湿地の調査及びその保護を推進する国際機関である国際湿地保全連合(WI)の会員として必要な分担金経費を支出するもの。 ③国際自然保護連合拠出金:IUCNの枠組みを通じて、国際的な生物多様性の保全の推進に積極的に参画している。特にアジアにおいて、IUCNが行う保護地域管理の促進、人材育成等の資金として、拠出するもの。 ④カルタヘナ議定書条約事務局拠出金:事務局経費は議定書締約国会議で決定され、各締約国の分担率は、国連分担率により決定されている(我が国は17.7%)。これに従い、年1回拠出するもの。 ⑤生物多様性条約拠出金:生物多様性条約COP10議長国として条約事務局との緊密な連携を図るための長期専門家派遣費。                                       ⑥国連大学拠出金:自然資源の持続可能な利用と管理についての検討と実践を行うために、COP10を契機として設立された国際パートナーシップの運営、各国の特徴に適合した持続可能な自然資源の管理手法を具体的に提案、適用していくための地域ワークショップ等による研修の実施等に必要な費用を国連大学に拠出するもの。 ⑦IPBES拠出金のうち、地球規模生物多様性情報機構(GBIF)事務局拠出金:地球規模生物多様性情報を集積・共有し、その利用を促進する国際機関であるGBIF(地球規模生物多様性情報機構)に拠出するもの。 ⑧生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)拠出金:生物多様性に関する科学と政策のつながりを強化し科学を政策に反映させるため、生物多様性版IPCCと言われるIPBESの活動について拠出するもの。 ⑨東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)拠出金:東アジア・オーストラリア地域の渡り性水鳥及びその生息地の保全を推進する国際的枠組みであるEAAFPに拠出するもの。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2012-2550000255255
2013-2770000277277
2014-2540000254254
2015-2620000262-
2016271-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20122013201420152016050100150200250300Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

①すべての国がIUCNの国家会員となり、自然保護及び生物多様性に関する情報の収集・共有と戦略の策定・実施を支援する。

IUCN会員数

年度当初見込み成果実績
2012- 国数91 国数
2013- 国数84 国数
2014- 国数88 国数

②湿地の保全、調査研究及び普及啓発等の事業を通じて、世界の湿地の保全及び湿地に依存する人々の生活の維持・向上に寄与する。

国際湿地保全連合により実施されたプロジェクト数 (26年度実績については現在集計中)

年度当初見込み成果実績
2012- プロジェクト数82 プロジェクト数
2013- プロジェクト数75 プロジェクト数
2014- プロジェクト数- プロジェクト数

③アジアの保護地域に係る連携の枠組であるアジア保護地域パートナーシップに20カ国が参加する。

アジア保護地域パートナーシップへの参加国数

年度当初見込み成果実績
2012- 国数- 国数
2013- 国数- 国数
2014- 国数6 国数

④全ての国がカルタヘナ議定書を締結し、遺伝子組換え生物による生物多様性影響の防止等が図られる。

カルタヘナ議定書締約国数

年度当初見込み成果実績
2012- 国数163 国数
2013- 国数165 国数
2014- 国数168 国数

⑤生物多様性条約事務局主催のキャパシティービルディング等の会議に参加した国の全てが、生物多様性国家戦略を改訂する。

生物多様性条約事務局主催のキャパシティービルディング等の会議に参加し、生物多様性国家戦略の改訂を実施した国の累積数

年度当初見込み成果実績
2012- 国数13 国数
2013- 国数29 国数
2014- 国数51 国数

⑥生物多様性条約締結国全てがSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップに参加する。

SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップへの参加団体数 (目標:2020年度に194 団体数)

年度当初見込み成果実績
2012- 団体数132 団体数
2013- 団体数158 団体数
2014- 団体数167 団体数

⑦GBIFが提供するデータベースを基にした研究成果が発表される。

GBIFが提供するデータベースを基にした査読付論文数

年度当初見込み成果実績
2012- 本229 本
2013- 本249 本
2014- 本357 本

⑧IPBES作業計画2014-2018の成果物(成果文章)が計画に則り作成され、IPBES総会にて承認・公表される

IPBES総会にて承認・公表されたIPBES作業計画2014-2018の成果物(成果文章)の数 (目標:2019年度に18 件)

年度当初見込み成果実績
2012- 件- 件
2013- 件- 件
2014- 件- 件

⑨EAAFPが設置する渡り性水鳥重要生息地ネットワークに参加する湿地が増加する。

渡り性水鳥重要生息地ネットワーク参加地数 (目標:2020年度に140 参加地数)

年度当初見込み成果実績
2012- 参加地数- 参加地数
2013- 参加地数- 参加地数
2014- 参加地数- 参加地数

活動指標及び活動実績(アウトプット)

国際湿地保全連合の会員総会の開催数(年1回開催)

年度当初見込み活動実績
20121 回数1 回数
20131 回数1 回数
20141 回数1 回数

生物多様性日本基金により実施された条約事務局主催のキャパシティービルディング等の会議開催累積数

年度当初見込み活動実績
2012102 回数75 回数
2013144 回数105 回数
2014170 回数170 回数

SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ構築のためのワークショップ等の開催数

年度当初見込み活動実績
20125 回数5 回数
20135 回数10 回数
20145 回数14 回数

IPBES作業計画2014-2018履行の為、IPBESにより開催された執筆者会合等の国際会議開催数

年度当初見込み活動実績
2012- 回- 回
2013- 回- 回
201422 回22 回

GBIFに登録された生物多様性情報件数

年度当初見込み活動実績
2012400 百万件410 百万件
2013460 百万件468 百万件
2014520 百万件529 百万件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014国連大学高等研究所国連大学拠出金145
2014国際連合環境計画生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)拠出金29
2014生物多様性条約事務局生物多様性条約拠出金20
2014地球規模生物多様性情報機構事務局GBIF拠出金20
2014公益財団法人 地球環境戦略研究機関生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)拠出金17
2014国際自然保護連合国際自然保護連合拠出金8
2014国際湿地保全連合国際湿地保全連合分担金7
2014カルタヘナ議定書事務局カルタヘナ議定書事務局拠出金6
2014国際自然保護連合国際自然保護連合分担金2

レビューシートを開く

構想日本
日本大学尾上研究室
Visualizing.JP
特定非営利活動法人Tansa
JUDGIT! Chrome、Firefox、Safari、Edgeの
最新バージョンをご利用ください