HEMS活用による家庭のCO2削減促進実証事業

府省庁: 環境省

事業番号: 0027

担当部局: 地球環境局 地球温暖化対策課

事業期間: 2012年〜2014年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負

事業の目的

本事業では、HEMS(低炭素化サポートシステム)設置世帯の大量のデータを利活用することで、CO2削減ポイント等の継続的なインセンティブを自立的に設けるモデルの早期構築を行うとともに、各家庭のライフスタイルに合わせたCO2削減・省エネ行動をサポートするシステムを構築し、家庭における低炭素なライフスタイルの変革を促す。

事業概要

1.HEMS活用によるCO2削減ポイント構築推進事業
 地域や世帯属性、機器構成等のバランスを考慮して、全国から収集したHEMSによる取得データに基づく属性別削減ポテンシャルの分析を行うとともに、外部での利活用のために安全にデータを提供するデータベースを構築する。また、家庭におけるCO2削減努力に応じたポイント付与等の、インセンティブによる家庭でのCO2削減スキームの効果について調査・実証を行うとともに、CO2削減ポイントの試行を通じてインセンティブの原資を獲得する自立的なスキームの実現可能性の検討を行う。 2.家庭における低炭素化サポートシステム普及促進実証事業  家庭内の複数の家電や住設機器をユーザーの要求に応じて管理・自動操作できるよう高機能化したHEMS(低炭素化サポートシステム)を構築し、負担無く継続的な省エネを実施するためのシステムに求められる要件について整理するとともに、世帯属性(家族構成・ライフスタイル等)毎に異なる適切なアドバイスや機器の自動制御方法等について検討を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2012-1470000147197
2013-1470000147133
2014-1470000147147
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201220132014050100150200250Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

本事業において、分析した結果や構築したシステムについて纏めたマニュアルが作成され、事業者がHEMSデータを利活用した事業を検討する上での手引きとする。

マニュアルの本数

年度当初見込み成果実績
2012- 本数- 本数
2013- 本数- 本数
2014- 本数2 本数

本事業において、実証したシステムで得られたCO2削減量。

CO2削減量(見込み)

年度当初見込み成果実績
2012- tCO2/年- tCO2/年
2013- tCO2/年7 tCO2/年
2014- tCO2/年29 tCO2/年

活動指標及び活動実績(アウトプット)

分析したデータの世帯数

年度当初見込み活動実績
20121030 世帯数1040 世帯数
2013530 世帯数502 世帯数
2014130 世帯数707 世帯数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014凸版印刷株式会社HEMSデータを用いたCO2削減行動の評価方法及びCO2削減行動を促進するインセンティブ付与の仕組みの検討、HEMS利用の価値向上のための調査事業検討会の運営69
2014株式会社富士通総研自動制御システム構築業務、ライフスタイルに合わせたアシスト制御手法検討業務、行動検出制御手法の開発業務53
2014株式会社三菱総合研究所調査計画策定・実施・検証、データ分析25
2014富士通株式会社実証システム運用・データ収集費22
2014株式会社マクロミルモニターインセンティブ、アンケートシステム構築及び運営11
2014株式会社マーケッティング・サービスモニター募集・設定、アンケート集計6
2014株式会社ミサワホーム総合研究所HEMSデータ収集2
2014株式会社NTTスマイルエナジーHEMSデータ収集2
2014株式会社Scientific Language速記・議事録作成0

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