先導的低炭素技術(L2-Tech)推進基盤整備事業
府省庁: 環境省
事業番号: 新27-0006
担当部局: 地球環境局 地球温暖化対策課市場メカニズム室 地球温暖化対策課
事業期間: 2015年〜2019年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
「地球一個分」という環境制約の下、大量生産・大量消費型の社会から脱却し、国民一人ひとりが真に豊かな低炭素社会を実現するためには、エネルギー消費量を抜本的に削減する大胆な省エネを進める必要がある。2014(平成26)年3月、環境大臣は「L2-Tech JAPANイニシアティブ」を発表した。当該イニシアティブに基づき、先導的(Leading)な低炭素技術(Low-carbon Technology)=L2-Tech(エルテック)を、あらゆる部門において分野別にリスト化し、開発・導入・普及を強力に推進する。
事業概要
(1)L2-Techリストの更新・拡充・情報発信: 「L2-Techリスト」の更新及び拡充を行うとともに、メーカから最新の技術情報が自動的に集まる仕組みを創設するなどの、効率的な更新手法を検討し、実践する。 また、国内及び海外への効果的な情報発信手法を検討し、実践する。特に海外については、対象国における政策実施状況やニーズを把握し、我が国の低炭素社会構築の経験とともに発信する。
(2)技術開発・実証が特に必要なL2-Techの特定: 工場・事業場等における、エネルギー消費設備・機器の利用の実状から、L2-Techへの更新により省CO2やコスト削減につなげるニーズがどの程度あるのか技術分野ごとに動向分析を行い、開発・普及が急がれる有望な技術を特定する。
(3)セルロースナノファイバー等の次世代素材活用の調査: 様々な製品等の基盤となる素材にまで立ち返り、自動車部材の軽量化・燃費改善による地球温暖化対策への多大なる貢献が期待できるセルロースナノファイバー等の次世代素材について、メーカ等と連携し、製品等活用時の二酸化炭素排出削減効果検証、製造プロセスの高効率化検証、リサイクル時の課題・解決策検討、早期社会実装のための戦略の策定等を実施。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2015 | - | 650 | 0 | 0 | 0 | 0 | 650 | - |
2016 | 7,800 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
平成31年度までにL2-Techリストに登録された設備機器・技術数、または技術開発・実証の特定数を350技術とする。
L2-Techリストに登録された設備機器・技術数、または技術開発・実証の特定数 (目標:2019年度に350 件数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
リスト更新・拡充及び技術開発・実証の特定調査などでヒアリングを行った企業数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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