外装材の耐震安全性の評価手法・基準に関する研究
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0440
担当部局: 国土技術政策総合研究所 建築研究部
事業期間: 2012年〜2014年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
耐震安全性に関して法令や技術指針類では整備が不十分な外装材を対象に、①外装材の耐震安全性を考慮した剥落防止のための技術基準類の確立、及び②地震後の外装材の健全性を評価する方法の確立、を目指す。
事業概要
従来からタイル・モルタル等の湿式外装材(以下、外装材と略す)は大地震でなくても建物のわずかな変形で被害が発生する事が知られており、東日本大震災では剥離・剥落等の損傷が多く発生した。これを踏まえ本研究では、(1)耐震安全性の評価技術・手法に関する調査、(2)耐震安全性の評価手法に関する実験的検討、(3)耐震安全性を評価するために必要な各種材料・工法の特性値の確認、(4)既往の地震等による外装材の被害調査、(5)外装材の耐震安全性評価に関わる各種技術資料の整備、(6)外装材の地震後の健全性診断技術の整備、を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 15 |
2013 | - | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 14 |
2014 | - | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 15 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
外装材の耐震安全性を考慮した剥落防止のための技術基準類作成のためのデータ資料を作成する。
外装材の耐震安全性を考慮した剥落防止のための技術基準類作成のためのデータ資料を作成するための技術的課題数 (目標:2015年度に2 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2012 | - 件 | - 件 |
2013 | - 件 | 1 件 |
2014 | - 件 | 1 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業に関連する論文・報告発表、刊行物公表件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2012 | - 件 | - 件 |
2013 | - 件 | 1 件 |
2014 | - 件 | 1 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | (有)中村商事 | タイル張りコンクリート試験体の加力実験等に関する装置操作ならびに試験体着脱、フレーム付け替え等業務 | 3 |
2014 | 山田建物(株) | 多目的型自己釣り合い式加力装置の加力フレーム等の組み替え及び同装置への試験体の設置・取り外し等業務 | 3 |
2014 | (有)中村商事 | 繊維補強コンクリート二次壁付きRC造架構試験体の構造実験に係る補助業務 | 1 |
2014 | (有)中村商事 | 各種結合材を用いたモルタルの調合実験 | 1 |
2014 | (有)中村商事 | 200tサーボ試験器用治具の製作 | 1 |
2014 | (有)中村商事 | 柱・梁付き壁面試験体の壁面のタイル張り施工 | 1 |