旧警戒区域内等における被災ペット保護活動事業

府省庁: 復興庁

事業番号: 0224

担当部局: 復興庁 統括官付参事官(予算・会計担当)

事業期間: 2012年〜2014年

会計区分: 東日本大震災復興特別会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

福島第一原子力発電所の半径20km圏(旧警戒区域)内から住民が避難する際に取り残された被災ペット(犬及び猫)の保護活動を行い、保護した犬及び猫を動物収容施設(シェルター)において飼育管理しながら、飼い主への返還や新しい飼い主への譲渡を推進するとともに、犬及び猫の生息状況調査を通して、将来、住民が帰還した際の生活環境の保全のために、必要に応じて対応すべき事項の把握を行うことを目的としている。

事業概要

保護・収容した犬及び猫の適切な飼育管理を、専門スタッフが動物収容施設(シェルター)で行いながら、元の飼い主を探し返還等を行う。飼い主が所有権を放棄したり、飼い主がわからない犬及び猫については、新たな飼い主を探すための譲渡活動を促進するとともに、不妊去勢措置、マイクロチップの装着をし、放射線による影響を把握する調査を行う。同時に犬及び猫の生息状況調査を旧警戒区域内の事業対象地域で行い、必要に応じ保護活動を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2012-100000010099
2013-3200003223
2014-3200003224
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2012201320140255075100125Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

シェルターでの被災ペットの管理頭数を返還・譲渡等により0にする。

各年度の返還譲渡頭数。 (目標:2015年度にNone 頭)

年度当初見込み成果実績
2012- 頭262 頭
2013- 頭147 頭
2014- 頭105 頭

シェルターでの被災ペットの管理頭数を返還・譲渡等により、限りなく0にする。 (シェルターには本事業で設置したシェルターだけでなく福島県動物救護本部で設置したシェルターが含まれる。)

各年度末にシェルターで管理している被災ペットの頭数。(平成23年度末で314頭。平成26年9月30日に本事業で設置したシェルターが閉鎖したため、平成26年度については平成26年度9月末のデータ。その時点で管理していた被災ペットは、福島県動物救護本部の運営するシェルターに移された。) (目標:2014年度に50 頭)

年度当初見込み成果実績
2012- 頭267 頭
2013- 頭129 頭
2014- 頭30 頭

活動指標及び活動実績(アウトプット)

各年度の旧警戒区域内で保護した被災ペット(犬及び猫)数

年度当初見込み活動実績
2012200 頭220 頭
201350 頭8 頭
201430 頭3 頭

各年度の被災ペット(犬及び猫)返還・譲渡数 (平成23年度に自治体及び環境省等で行った保護事業によって保護された被災ペットを翌年度以降返還・譲渡する場合も含まれるため、保護数を返還・譲渡数が上回っている。)

年度当初見込み活動実績
2012200 頭262 頭
2013100 頭147 頭
2014100 頭105 頭

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014(一財)自然環境研究センター平成26年度福島県旧警戒区域内の被災ペットの生息状況及び飼育管理業務24

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