水上艦TASS用中性浮力ケーブルの整備
府省庁: 防衛省
事業番号: 0002
担当部局: 防衛装備庁 事業監理官(艦船担当)
事業期間: 2007年〜2017年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施
事業の目的
我が国周辺の浅海域における効果的な護衛艦対潜能力の発揮を図り、警戒監視態勢を充実し、海上交通の安全を確保できる態勢を整備する。
事業概要
水上艦TASS(Towd Array Sonar System:水上艦用えい航式パッシブソーナー)は、対潜パッシブオペレーションの主要センサーである。
しかし、日本海、東シナ海のような浅海域においてはTASSが海底に接触する危険性があったことから、中性浮力ケーブルを装備することで
TASSを海底に接触させず探知能力を効果的に発揮できるように平成19年度から「むらさめ」以降の護衛艦に逐次整備している。
これにより、浅海域におけるTASSの効果的運用が可能となり、対潜捜索能力が向上したことで警戒監視態勢を充実させる。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 32 | 0 | 0 | 0 | 0 | 32 | 31 |
2013 | - | 59 | 0 | 0 | 0 | 0 | 59 | 52 |
2014 | - | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 39 | 35 |
2015 | - | 59 | 0 | 0 | 0 | 0 | 59 | 62 |
2016 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 23 |
2017 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 13 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
浅海域での護衛艦対潜能力向上による警戒監視態勢の充実(中性浮力ケーブルの取得)
中性浮力ケーブルの装備率 (目標:2017年度に14 隻)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 隻 | 11 隻 |
2016 | - 隻 | 13 隻 |
2017 | - 隻 | 14 隻 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
中性浮力ケーブルの据付工事役務に係る調達件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | - 式 | - 式 |
2016 | 2 式 | 2 式 |
2017 | 1 式 | 1 式 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 古河電気工業株式会社 | 中性浮力ケーブルの製造 | 42 |
2014 | 古河電気工業株式会社 | 中性浮力ケーブルの製造 | 26 |
2016 | 沖電気工業株式会社 | 中性浮力ケーブルの装備 | 21 |
2015 | 沖電気工業株式会社 | 中性浮力ケーブルの装備、吊下揚収部の改修 | 20 |
2017 | 沖電気工業株式会社 | 中性浮力ケーブルの装備 | 12 |
2014 | 沖電気工業株式会社 | 中性浮力ケーブルの装備、吊下揚収部の改修 | 9 |
2016 | ジャパンマリンユナイテッド横浜労働組合 | 中性浮力ケーブルの装備 | 2 |
2017 | 函館どつく株式会社 | 中性浮力ケーブルの装備 | 1 |