化学物質管理の支援体制の整備
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 0397
担当部局: 労働基準局安全衛生部 化学物質対策課
事業期間: 2000年〜終了予定なし
会計区分: 労働保険特別会計労災勘定
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
化学物質による労働災害の防止を推進するため、平成26年の労働安全衛生法の改正により、化学物質の危険・有害性情報のラベル表示、SDS(安全データシート)通知義務の対象物質を拡大するとともに、リスクアセスメントの実施を義務付けたところである。
本事業は、化学物質による労働災害を防止するため、ラベル表示、SDS作成・交付の促進を図ること等により、事業者が取り扱う化学物質の危険・有害性を確実に認識し、リスクに応じた対策を講じること等を目的とするものである。
事業概要
・化学物質のGHS(化学品の分類及び表示に関する世界調和システム)に基づく危険有害性分類(以下「GHS分類」という。)の実施及びGHSに対応したモデルラベル、モデルSDSの作成・公開を行う。
・ラベル表示やSDS通知等化学物質管理に関する電話相談等を受け付ける相談窓口を設置するとともに、希望する事業場への訪問指導を実施する。
・リスクアセスメントの簡易ツール(WEB対応)を作成し、ホームページで公開する。
・ラベル、SDSに係る労働者教育用教材を作成し、教育実施者への講習会を開催する。
・未規制のものを含む化学物質の危険有害性等を速やかに把握するため、海外等における新たな知見の収集等を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 83 | 0 | 0 | 0 | 0 | 83 | 78 |
2013 | - | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 75 | 64 |
2014 | - | 114 | 0 | 0 | 0 | 0 | 114 | 112 |
2015 | - | 216 | 0 | 0 | 0 | 0 | 216 | 159 |
2016 | 221 | 221 | 0 | 0 | 0 | 0 | 221 | 202 |
2017 | 185 | 185 | 0 | 0 | 0 | 0 | 185 | 155 |
2018 | 183 | 183 | 0 | 0 | 0 | 0 | 183 | 161 |
2019 | 170 | 172 | 0 | 0 | 0 | 0 | 172 | - |
2020 | 203 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
モデルラベル・モデルSDSへのアクセス件数を前年度以上にする。
モデルラベル・SDSへのアクセス件数 (目標:2019年度に739 万件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 万件 | 521 万件 |
2017 | - 万件 | 562 万件 |
2018 | - 万件 | 739 万件 |
【~平成30年度】 モデルSDSについて、「役に立った」とする割合を60%以上にする。 【平成31年度~】 モデルSDSについて、「役に立った」とする割合を80%以上にする。
モデルSDSについて、「役に立った」とする割合 (モデルSDSのアンケート欄で「役に立った」旨の回答数/モデルSDSのアンケート回答数) (目標:2019年度に80 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | 96 % |
2017 | - % | 96 % |
2018 | - % | 81 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
所定の数の化学物質についてGHS分類を行う。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 150 物質数 | 150 物質数 |
2017 | 150 物質数 | 150 物質数 |
2018 | 150 物質数 | 163 物質数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | テクノヒル株式会社 | ラベルやSDSの活用に関する相談窓口、訪問指導、セミナー開催等 | 84 |
2016 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | GHS分類の実施、モデルラベル、モデルSDSの作成等 | 53 |
2018 | テクノヒル株式会社 | ラベル表示、SDS交付等の化学物質管理に関する相談窓口の設置、訪問指導等 | 52 |
2015 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | モデルラベル、モデルSDSの作成等 | 50 |
2014 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | モデルラベル、モデルSDSの作成等 | 50 |
2017 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | GHS分類の実施、モデルラベル、モデルSDSの作成等 | 46 |
2017 | テクノヒル株式会社 | ラベル表示、SDS交付等の化学物質管理に関する相談窓口の設置、訪問指導等 | 45 |
2018 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | 化学物質に係るリスクアセスメント簡易ツールの開発、既存ツールの改修及び労働者教育用テキストの作成並びに講習会の開催等 | 44 |
2018 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | GHS分類の実施、モデルラベル、モデルSDSの作成等 | 43 |
2015 | テクノヒル株式会社 | ラベルやSDSの活用に関する相談の受付等 | 38 |
2017 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | 作業別モデル対策シートの作成、労働者教育用テキストの開発及び講習会の開催等 | 25 |
2016 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | コントロールバンディング等リスクアセスメント支援ツールの作成、改修等 | 18 |
2017 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | 簡易なリスクアセスメント支援ツールの開発、既存ツールの改修等 | 18 |
2015 | テクノヒル株式会社 | 労働者がラベルの内容を適切に理解できる教育手法等の開発、普及 | 18 |
2014 | テクノヒル株式会社 | ラベルやSDSの活用に関する相談の受付等 | 17 |
2014 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | コントロール・バンディングの機能拡充により、リスクアセスメントの実施を支援 | 16 |
2015 | 株式会社三菱ケミカルリサーチ | 事業者向けリスクアセスメント支援ツールの開発 | 15 |
2015 | みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | コントロール・バンディングの機能拡充により、リスクアセスメントの実施を支援 | 15 |
2016 | 株式会社三菱ケミカルリサーチ | 労働者がラベルの内容を適切に理解できる教育手法の開発、普及 | 13 |
2014 | テクノヒル株式会社 | 化学物質に係る国際機関等の動向の調査等 | 13 |
2015 | テクノヒル株式会社 | 化学物質に係る国際機関等の動向の調査等 | 10 |
2016 | 株式会社三菱ケミカルリサーチ | 化学物質に係る国際機関等の動向の調査等 | 10 |
2018 | 庁費 | 役務・物品の購入等 | 9 |
2015 | 庁費 | 役務・物品の購入等 | 9 |
2017 | 庁費 | 役務・物品の購入等 | 9 |
2016 | 株式会社三菱ケミカルリサーチ | ラベル、SDS等の有害性情報伝達上の課題解決策の検討 | 8 |
2014 | 庁費 | 役務・物品の購入等 | 8 |
2017 | テクノヒル株式会社 | 海外の化学物質に係る有害性情報、規制状況等の調査等 | 7 |
2014 | 諸謝金 | 専門家への謝金 | 7 |
2018 | テクノヒル株式会社 | 海外の化学物質に係る有害性情報、規制状況等の調査等 | 7 |
2017 | 諸謝金 | 専門家への謝金 | 6 |
2015 | 諸謝金 | 専門家への謝金 | 5 |
2018 | 諸謝金 | 専門家への謝金 | 5 |
2014 | 職員旅費 | 職員の出張に係る旅費 | 1 |
2015 | 職員旅費 | 職員の出張に係る旅費 | 1 |
2017 | 職員旅費 | 職員の出張等に係る旅費 | 1 |
2018 | 職員旅費 | 職員の出張等に係る旅費 | 1 |
2014 | 委員等旅費 | 専門家への旅費 | 0 |
2015 | 委員等旅費 | 専門家への旅費 | 0 |
2017 | 委員等旅費 | 専門家への旅費 | 0 |
2018 | 委員等旅費 | 専門家への旅費 | 0 |