多様な畜産・酪農推進事業 のうち家畜個体識別システム利活用促進

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0148

担当部局: 生産局 畜産部畜産振興課畜産技術室

事業期間: 2013年〜2022年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

牛の個体識別情報や豚の生産情報等を活用した改良を進めることで、家畜の生産性や畜産物の品質の向上を通じた多様な畜産・酪農経営の実現及び国産畜産物のブランド力強化を通じた経営体質の強化。

事業概要

【牛】26年度~34年度
① 地域において、牛の個体識別情報の活用を行うための検討会を開催する。【定額】 ② 地域の生産組織において、牛の個体識別情報と生産情報を組み合わせて処理分析するために必要なシステムの整備等を行う。【1/2以内】 ③ 地域の関係者間で情報の共有・連携を図り、生産者に対する飼養管理の効率化・高度化に向けた技術指導等を行う。【定額】 ④ 全国の飼養管理等の生産情報を一元的に管理するための検討会を開催する。【定額】 ⑤ 全国の牛の個体識別情報と、全国の飼養管理等の生産情報を組み合わせて処理分析するために必要なシステムの整備等を行う。【定額、1/2以内】 【豚】25年度~29年度 ① 生産者及び流通業者の豚トレーサビリティに関する理解醸成、消費者等への周知を図るための取組を行う。【定額】 ② 豚の給与飼料等の飼養管理に係る情報提供を強化し、消費者に対して国産豚肉の訴求力を向上させる取組を行う。【定額】 ③ トレーサビリティを活用した種豚改良のためのデータ収集や分析、国産豚肉の品質向上のための改良情報の提供体制の整備を行う。【定額】

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2013-102000010290
2014-8500008562
2015-7000007055
2016615100005146
20175953000053-
201824-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2013201420152016201720180255075100125Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

(政策評価測定指標) 【牛】 平成37年度まで平成25年度の国産牛肉における生産水準を維持する。

国産牛肉における平成25年度の生産水準を維持 (目標年度:各年度) (目標:2025年度に51 万トン)

年度当初見込み成果実績
2014- 万トン50 万トン
2015- 万トン47 万トン
2016- 万トン46 万トン

(アウトカム) 【牛】 家畜改良増殖目標(平成37年度)である一頭当たり生乳生産量9,750kgの達成

参加農家における1頭当たりの年間生乳生産量(家畜改良増殖目標)

年度当初見込み成果実績
2014- kg9429 kg
2015- kg9220 kg
2016- kg9492 kg

(政策評価測定指標) 【豚】 平成37年度まで平成25年度の国産豚肉における生産水準を維持する。

国産豚肉における平成25年度の生産水準を維持 (目標年度:各年度) (目標:2025年度に131 万トン)

年度当初見込み成果実績
2014- 万トン125 万トン
2015- 万トン127 万トン
2016- 万トン128 万トン

(アウトカム) 【豚】 農場情報を公表している農家割合を前年度比1割増加の達成

農場情報を公開している農家割合 (目標:2017年度に26.7 %)

年度当初見込み成果実績
2014- %22.6 %
2015- %24 %
2016- %24.3 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

【牛】  実証調査箇所数

年度当初見込み活動実績
2014395 戸560 戸
2015889 戸1090 戸
20161567 戸1523 戸

【豚】  実証調査箇所数

年度当初見込み活動実績
201440 戸53 戸
201550 戸61 戸
201670 戸65 戸

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014(一社)日本養豚協会豚及び豚肉のトレーサビリティについて、そのシステムを構築及び流通モデルでの実証並びに産肉形質と遺伝子情報の種豚改良への活用36
2015一般社団法人日本養豚協会豚トレーサビリティについての実用化及び流通モデルでの実証並びに産肉形質と遺伝子情報の種豚改良への活用28
2016一般社団法人日本養豚協会豚トレーサビリティについての実用化及び流通モデルでの実証並びに産肉形質と遺伝子情報の種豚改良への活用25
2016(公社)北海道酪農検定検査協会牛個体識別情報をキーとした乳牛関連情報の複合的な活用手法、及びそれらの情報に基づく支援体制を構築し、地域の飼養管理や牛群改良手法の高度化を図り、酪農経営における生産性の向上に資する。13
2015(公社)北海道酪農検定検査協会牛個体識別情報をキーとした乳牛関連情報の複合的な活用手法、及びそれらの情報に基づく支援体制を構築し、地域の飼養管理や牛群改良手法の高度化を図り、酪農経営における生産性の向上に資する。13
2014東宗谷農業協同組合酪農における多面的な調査・検討に基づく総合的なデータベースシステムを構築するとともに、タブレット等の情報端末を利用した家畜情報をシステム化・クラウド化、データの一元管理し、リアルタイムでの家畜個体情報の把握や、生産者に対する適切な支援を実現する。10
2014(公社)北海道酪農検定検査協会個体識別情報をキーとした情報の複合的な活用手法、及びそれら情報に基づく支援体制を構築し、地域の飼養管理や牛群改良手法の高度化を図り、経営の生産性向上に資する。9
2015釧路農業協同組合連合会牛個体識別情報をキーとして、家畜人工授精データ、牛群検定データ、診療データ等を同一データベース上に蓄積することによって、関係者間で情報を共有し、効率的な営農指導を通じて、酪農経営における生産性の向上と経営安定に資する。8
2016東宗谷農業協同組合酪農における総合的なデータベースをクラウド上に構築するとともに、タブレット等の情報端末を利用し、乳牛関連情報をリアルタイムでの把握を可能にすることによって、酪農経営における生産性の向上に資する。8
2014別海町TMRセンター連絡協議会生乳の品質向上、生乳量の増大に係る酪農経営データについて目標数値を設定するとともに、そのデータの配信や営農支援に活用できるようクラウドサーバーに一元的に集約・分析するシステムを整備する。7
2015東宗谷農業協同組合酪農における総合的なデータベースをクラウド上に構築するとともに、タブレット等の情報端末を利用し、乳牛関連情報をリアルタイムでの把握を可能にすることによって、酪農経営における生産性の向上に資する。7

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