「和食」と地域食文化継承推進事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0012
担当部局: 食料産業局 食文化・市場開拓課和食室
事業期間: 2016年〜2018年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負、補助
事業の目的
平成25年12月にユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」は、日本の自然と歴史が育んできたものであり、バランスの良い健康的な食事による健康増進、社会的な絆の強化等に大きな役割を担ってきた。日本人の伝統的な食文化である和食文化を国民全体で保護・継承していくことが必要であるが、近年、食の多様化等が進展する中、その存在感と活力が失われつつある。そのため、食習慣を変えることに抵抗感が少ない層に「和食」の普及活動を効果的に実施するとともに、地場産品の消費拡大や地域に根付いた郷土食の継承を推進し、もって、和食文化が次世代へ引き継がれていくことを目指す。
事業概要
①「和食」の保護・継承事業 【委託】
和食文化を日本人の伝統的な食文化として次世代に引き継いでいくため、食習慣を変えることに抵抗感が少ない層に、和食文化の普及活動を効果的に実施するとともに、メディア等と連携して和食文化に関するイベントを開催し、その魅力等を効果的に発信する。
②地域食文化魅力再発見食育推進事業 【補助率1/2以内】(平成28年度限り)
郷土料理等の地域の食の魅力の再発見や地域における日本型食生活の普及等を促すため、これらの活動を推進するリーダーの育成や活動の促進、食育を通じて地域の食の普及を図る展示会や交流会、調理体験等の実施を支援する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 212 | 212 | 0 | 0 | 0 | 0 | 212 | 140 |
2017 | 63 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 | - |
2018 | 54 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
【政策評価測定指標】 日本型食生活の実践に取り組む人の割合を平成32年度までに70%とする。
日本型食生活の実践に取り組む人の割合 (目標:2020年度に70 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | 60 % |
【政策評価測定指標】 農林漁業体験を経験した国民の割合を平成32年度までに40%とする。
農林漁業体験を経験した国民の割合 (目標:2020年度に40 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | 31 % |
【政策評価測定指標】 伝統的な料理や作法等を継承し、伝えている国民の割合を平成32年度までに50%とする。
伝統的な料理や作法等を継承し、伝えている国民の割合 (目標:2020年度に50 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | 42 % |
【アウトカム】 日本型食生活の実践に取り組む人の割合を平成32年度までに70%とする。
日本型食生活の実践に取り組む人の割合 (目標:2020年度に70 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | 60 % |
【アウトカム】 農林漁業体験を経験した国民の割合を平成32年度までに40%とする。
農林漁業体験を経験した国民の割合 (目標:2020年度に40 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | 31 % |
【アウトカム】 地域や家庭で受け継がれてきた伝統的な料理や作法等を継承し伝えている国民の割合を平成32年度までに50%とする。
地域で受け継がれてきた伝統的な料理や作法等を継承し伝えている国民の割合 (目標:2020年度に50 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | 42 % |
【アウトカム】 20歳代及び30歳代の若い世代で地域や家庭で受け継がれてきた料理や作法等を受け継いでいる割合を平成32年度までに60%とする。
20歳代及び30歳代の若い世代で地域や家庭で受け継がれてきた料理や作法等を受け継いでいる割合 (目標:2020年度に60 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | 55 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
和食料理人の訪問・参加型ワークショップの参加人数(平成28年度限り)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 700 人 | 2689 人 |
メディア等と連携した和食文化継承のためのイベントの参加人数(地方予選・全国大会を含んだ一連のイベント)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 860 人 | 934 人 |
子育て世代を対象とした参加型ワークショップの参加人数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 580 人 | 955 人 |
食育を通じて地域の食の普及を図る展示会や交流会、調理体験等の参加人数(平成28年度限り)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 314205 人 | 405382 人 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 合同会社五穀豊穣 | 青少年等への和食文化の普及活動の実施 | 37 |
2016 | 合同会社五穀豊穣 | 子育て世代への和食文化の普及活動の実施 | 35 |
2016 | 株式会社読売エージェンシー | メディア等と連携して和食文化に関するイベント等を開催 | 23 |
2016 | 岡崎市食育協議会 | シンポジウム、調理体験 | 8 |
2016 | ふじのくに食の都食育推進協議会 | シンポジウム、調理体験、リーダー育成、農林漁業体験 | 7 |
2016 | 株式会社ヒロ企画 | イベント運営 | 7 |
2016 | 「食都神戸」食育推進協議会 | シンポジウム、調理体験、リーダー育成、農林漁業体験 | 5 |
2016 | 食育・地産地消ふくおか県民会議 | シンポジウム、リーダー育成、農林漁業体験 | 5 |
2016 | 京都府食育協議会 | シンポジウム、調理体験、リーダー育成、農林漁業体験 | 3 |
2016 | 鹿児島県食育協議会 | シンポジウム、調理体験、リーダー育成、農林漁業体験 | 3 |
2016 | 福井県食育協議会 | シンポジウム、リーダー育成、農林漁業体験 | 3 |
2016 | ロケーションリサーチ株式会社 | イベント事務局運営 | 3 |
2016 | いしかわ食推進協議会 | シンポジウム、調理体験、リーダー育成、農林漁業体験 | 2 |
2016 | 青森県食育協議会 | シンポジウム、リーダー育成、農林漁業体験 | 2 |
2016 | 紀の川グリーンツーリズム推進協議会 | シンポジウム、調理体験、リーダー育成、農林漁業体験 | 1 |