準天頂衛星時刻管理系設備の運用に必要な経費
府省庁: 総務省
事業番号: 0053
担当部局: 国際戦略局 宇宙通信政策課
事業期間: 2012年〜2016年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
我が国において常に天頂方向に衛星を配置することで、ビル陰等の影響を受けない高度な衛星測位サービスの提供を可能とする準天頂衛星システムの実現に資する。準天頂衛星初号機「みちびき」は、GPS衛星を補完・補強のため、「みちびき」とGPS衛星間で生成される時刻の差分を「みちびき」に提供することにより、両者の測位信号の送信の整合性を確保する必要がある。
事業概要
準天頂衛星初号機「みちびき」は、文部科学省がとりまとめとなり、総務省、経済産業省及び国土交通省が協力して平成15年度より研究開発を開始し、平成22年9月に打上げられ、実用化に向けた実証実験が行われている。「みちびき」とGPS衛星の測位信号の整合性を確保するため、平成23年度まで総務省が研究開発に取り組んだ「みちびき」に対して、標準時情報の提供、時刻系差分情報の提供及び時刻管理系設備の運用監視、保守等を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 | 79 | 79 |
2013 | - | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 | 79 | 77 |
2014 | - | 77 | 0 | 0 | 0 | 0 | 77 | 75 |
2015 | - | 64 | 0 | 0 | 0 | 0 | 64 | 64 |
2016 | 57 | 57 | 0 | 0 | 0 | 0 | 57 | 56 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
準天頂衛星システムの時刻管理系について安定的な運用を行うこと。
システム稼働時間を成果指標とし、目標値は(全運用時間 - 240時間)とする。 (目標:2016年度に8520 時間)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - 時間 | 8356.5 時間 |
2015 | - 時間 | 8520 時間 |
2016 | - 時間 | 8520 時間 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | (独)情報通信研究機構 | 準天頂衛星時刻管理系設備の運用 | 75 |
2015 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 準天頂衛星時刻管理系設備の運用 | 64 |
2016 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 準天頂衛星時刻管理系設備の運用 | 56 |
2015 | 宇宙技術開発株式会社 | 準天頂衛星システム時刻管理系運用業務 | 35 |
2014 | 宇宙技術開発(株) | 準天頂衛星システム時刻管理系運用業務 | 34 |
2016 | 宇宙技術開発株式会社 | 準天頂衛星システム時刻管理系運用業務 | 33 |
2014 | 日本電気(株) | 準天頂衛星測位システム時刻管理系運用支援作業 | 24 |
2015 | 日本電気株式会社 | 準天頂衛星測位システム時刻管理系運用支援作業 | 16 |
2016 | 日本電気株式会社 | 準天頂衛星測位システム時刻管理系運用支援作業 | 13 |
2014 | NVI inc. | 高速通信回線使用料 | 3 |
2014 | 日本総合システム(株) | 準天頂衛星時刻比較用遠隔制御ソフトウェア | 3 |
2015 | NVI inc. | 高速通信回線使用料 | 3 |
2016 | NVI inc. | 高速通信回線使用料 | 3 |
2014 | (株)赤阪鐵工所 | 準天頂衛星時刻比較用沖縄局アンテナ保守作業 | 2 |
2015 | 株式会社赤阪鉄工所 | 準天頂衛星時刻比較用沖縄局アンテナ保守作業 | 1 |
2014 | あらた監査法人 | 経理検査の実施 | 0 |
2015 | PwCあらた有限責任監査法人 | 経理検査の実施 | 0 |
2016 | PwCあらた有限責任監査法人 | 経理検査の実施 | 0 |