高温超電導技術を用いた高効率送電システムの実証事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0007
担当部局: 産業技術環境局 研究開発課
事業期間: 2013年〜2015年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
高温超電導直流送電システムを試作し、直流電力を要するデータセンター等に対し、実系統から送電を実際に行うことで、技術的、制度的な課題を抽出する。
事業概要
超電導送電は、非常に低い温度にすると電気抵抗がゼロとなる超電導体を用いて行う送電で、送電ロスの低減や送電容量が増大できる。近年、比較的高温(-196℃以下)で用いることのできる高温超電導線材の開発が進み、まだいくつかの技術課題が残るものの、実用化に向けた見通しが立ってきたところである。
そこで、高温超電導ケーブルや冷却システム等から構成される実証システムとして、太陽光発電設備とデータセンターの間約500メートルを接続するもの、長さ約1キロメートルの実証設備を構築。それぞれ、直流で送電し、課通電試験を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2013 | - | 0 | 1,500 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2014 | - | 0 | 0 | 1,500 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | - | 0 | 0 | 1,500 | 0 | 0 | 1,500 | 1,500 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業で用いる実証システムで用いる超電導ケーブルの敷設距離(2回線の合計) ※25年度は、超電導ケーブルの敷設を開始した。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | - m | - m |
2014 | 500 m | 500 m |
2015 | 1000 m | 1000 m |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2015 | 石狩超電導・直流送電システム技術研究組合 | プロジェクトマネジメント業務、試作システムの設計等、試作システムに係る機器の製作、技術的・制度的課題の抽出・整理 | 1,500 |