国内石油天然ガスに係る地質調査・メタンハイドレートの研究開発等委託費

府省庁: 経済産業省

事業番号: 新29-0011

担当部局: 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油・天然ガス課

事業期間: 2017年〜終了予定なし

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負

事業の目的

日本周辺海域に眠る石油天然ガスの開発を促進するため、国が資源ポテンシャル等に関する基礎的な調査活動(基礎物理探査、基礎試錐)を行い、そのポテンシャルを把握することにより、我が国石油開発企業による探鉱・開発活動の促進を図る。併せて、同海域に相当量の賦存が期待されるメタンハイドレートを将来の資源として利用可能とするため、世界に先駆けて商業的産出のために必要な技術整備を行う。これらの取組みを通じ、最も安定した石油・天然ガス供給源である国内の石油・天然ガスの生産を維持・拡大し、我が国の石油・天然ガスの安定供給を確保する。

事業概要

 基礎物理探査:三次元物理探査船「資源」を用いて、人工的に発生させた地震波により地下の層の形を把握する調査
 基礎試錐:実際に掘削を行うことにより石油天然ガスの存在量や、詳細な地質情報を把握する調査。  メタンハイドレート:第2回海洋産出試験で得られた成果の総合的な検証や生産坑井の廃坑作業、表層型メタンハイドレート資源量評価結果を踏まえた資源回収技術に関する調査等。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
201727,10024,200000024,200-
201845,380-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20172018010k20k30k40k50kHighcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

三次元物理探査により得られた地質データを処理及び解釈した結果として、油ガスが埋蔵している可能性のある地質構造を1調査海域あたり3つ以上見つける。

油ガスが埋蔵している可能性のある地質構造の数/調査海域数 (目標:2018年度に12 構造)

年度当初見込み成果実績

メタンハイドレートについて、外部有識者による年度毎の事業進捗状況の確認(25年度事業から実施)において、5段階中の3点以上を獲得すること。 また、商業的産出に向けた技術整備としての以下の目標。  ①数ヶ月以上のガス生産実験の実施  ②商業化の判断が可能なガス生産量の確保。  ③商業化の判断が可能な濃集帯の把握

※事業の進捗に係る第三者評価(5段階) 5:質・量の両面において極めて優れたパフォーマンスを実現 4:質・量のどちらか一方において極めて優れたパフォーマンスを実現 3:質・量の両面において着実に実施 2:質・量のどちらか一方において未達、若しくは、研究の推進に当たって問題となる事象が発生 1:質・量の両面において大幅な未達、若しくは、研究の推進に当たって重大な問題となる事象が発生 (目標:2018年度に3 点)

年度当初見込み成果実績

活動指標及び活動実績(アウトプット)

三次元物理探査を計画的に進めることにより、我が国周辺海域の石油・天然ガスの賦存状況を把握する。具体的には、平成30年度までに概ね6.2万km2の三次元物理探査を行う。

年度当初見込み活動実績

本事業の成果による論文発表数(メタンハイドレート)

年度当初見込み活動実績

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)

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