AIチップ開発加速のためのイノベーション推進事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0021
担当部局: 商務情報政策局 情報産業課
事業期間: 2018年〜2022年
会計区分: 一般会計
実施方法: 交付
事業の目的
IoT社会の進展に伴い膨大な情報を効率的に処理するため、ネットワークの末端(エッジ)側での情報処理が重要視されている。これらのニーズに対応するエッジコンピューティング実現のためには、AI,IoTを効率的かつ省エネルギー化するAIチップ(半導体)の開発が必要不可欠である。しかし競争力のあるAIチップを開発するためには、AIとチップの設計、ソフトとハード双方に関する知見と技術に加え、高額な設計ツール等も必要であり、これがビジネス化に向けた高いハードルとなっている。本事業ではAIチップの開発に関する支援を実施し、高度なエッジコンピューティングの実現、ひいてはコネクテッド・インダストリーズの実現に貢献する。
事業概要
我が国では、ベンチャー企業等を中心に、AIの知見とともに新たなビジネスを創出させるイノベーションの種が存在している。本事業では、ベンチャー企業を含む民間企業等が持つAIチップのアイディアの実用化に向けて、①民間企業等が行うAIチップ開発の支援、②大学・研究機関等によるAIチップ開発のための共通基盤技術の開発成果や、設計・検証等の開発環境、知見等を民間企業等に提供を実施。イノベーション実現のためのAIチップ開発を加速する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 2,600 | 800 | 0 | 0 | -276 | 185 | 709 | 709 |
2019 | 1,780 | 1,679 | 0 | 276 | 0 | 0 | 1,955 | - |
2020 | 2,500 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
本事業に採択された民間企業の開発する技術の実用化率50%以上を目指す。
全案件数に対する、本事業を通じて技術を実用化した案件数の割合 (目標:2025年度に50 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業を通じて開発、整備したAIチップ設計のための共通基盤技術や開発環境の活用件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 5 件 | 5 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2018 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 | プロジェクト管理費 | 709 |
2018 | 国立大学法人東京大学 | AIチップ開発を加速する共通基盤技術の開発 | 602 |
2018 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | AIチップ開発を加速する共通基盤技術の開発 | 29 |
2018 | 東北マイクロテック株式会社 | AIチップに関するアイディア実用化に向けた開発 | 16 |
2018 | 株式会社レイトロン | AIチップに関するアイディア実用化に向けた開発 | 14 |
2018 | 株式会社Trigence Semiconductor | AIチップに関するアイディア実用化に向けた開発 | 11 |
2018 | 株式会社テックイデア | AIチップに関するアイディア実用化に向けた開発 | 8 |
2018 | 国立大学法人東北大学 | AIチップに関するアイディア実用化に向けた開発 | 7 |
2018 | 株式会社シンコム | AIチップに関するアイディア実用化に向けた開発 | 4 |
2018 | 公益財団法人福岡県産業・科学技術振興財団 | AIチップ開発を加速する共通基盤技術の開発 | 1 |
2018 | 学校法人長崎総合科学大学 | AIチップに関するアイディア実用化に向けた開発 | 1 |
2018 | 学校法人法政大学 | AIチップに関するアイディア実用化に向けた開発 | 1 |