農用地土壌汚染対策費

府省庁: 環境省

事業番号: 0134

担当部局: 水・大気環境局 土壌環境課

事業期間: 2007年〜2017年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

農用地土壌汚染防止法では、人の健康保護の観点から、食品の規格基準を準用し、米に含まれるカドミウムの量に基づき対策地域の指定要件を定めている。本事業では、米以外の農作物について、カドミウムの規格基準が設定された場合を想定し、栽培条件や農作物ごとのカドミウム吸収特性に関するデータの収集・解析等を行うとともに、その他の汚染物質についても、農作物中と土壌中の汚染物質濃度の相関や、農作物及び土壌の分析手法に係る検討を実施し、農用地における土壌汚染対策について検討し、人の健康保護を図ることを目的とする。

事業概要

①カドミウムに係る調査
・土壌から畑作物へのカドミウムの吸収特性に係る品目、品種及び土壌間差について、データを収集・解析するとともに、学識経験者を含めた検討会を開催する(平成28年度で事業終了予定)。 ②その他の汚染物質に係る調査 ・鉛やヒ素等その他の汚染物質の土壌から農作物への吸収特性等についてデータを収集・検討を進める(平成29年度で事業終了予定)。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2012-4200004229
2013-3600003634
2014-3100003130
2015-2800002828
20162626000026-
201717-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20122013201420152016201701020304050Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

米中のヒ素に関する規格基準が設定された場合に備え、農用地土壌汚染防止法における対策地域指定要件等の規制手法の確立を目指すため、平成29年度までに、4土種24土壌(人工添加していない)と米中のヒ素濃度との相関関係を明らかにする(平成25年度までは人工ヒ素添加土壌を分析し、分析項目を検討)。

年度当初見込み成果実績
2013- -
2014- -
2015- -

活動指標及び活動実績(アウトプット)

事業の実施数

年度当初見込み活動実績
20132 事業数2 事業数
20142 事業数2 事業数
20152 事業数2 事業数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014石川県公立大学法人 石川県立大学カドミウムについて、土壌から畑作物への吸収特性に関するデータ収集のため、代表的な畑作物(3品目)のカドミウム含有土壌における栽培試験及びそれらの分析を実施。15
2014株式会社環境管理センターヒ素について、土壌から水稲への吸収特性に関するデータ収集のため、ヒ素含有土壌における水稲栽培試験及びそれらの分析を実施。14
2015株式会社環境管理センター農用地土壌環境調査に関する検討14
2015株式会社環境管理センター農用地未規制物質対策に関する検討13
2014株式会社環境管理センター土壌・検定用作物の分析等を実施。7
2015石川県公立大学法人土壌・検定用作物の分析等5
2014一般社団法人日本植物防疫協会水稲栽培試験を実施。3
2014国立大学法人東京農工大学試験用ほ場における検定用作物の栽培及び試料採取の一部を実施。1
2015国立大学法人東京農工大学試験用ほ場における検定用作物の栽培及び試料採取1

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