西之島総合学術調査事業費
府省庁: 環境省
事業番号: 0194
担当部局: 自然環境局 自然環境計画課
事業期間: 2017年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
西之島の生態系の保護を図り、島嶼における進化の過程や生態系の形成過程を把握するためのモニタリングサイトとして厳正に管理する。このことにより、生態系の形成過程を一から観測できる貴重な区域としての価値を損なうことなく子孫に引き継ぐことが可能となり、生態系の仕組みの解明等に資するとともに、自然再生、自然と共存した国土の合理的利用といった観点の技術的進歩に貢献する。
事業概要
①自然環境に関する各分野の専門家による調査団を組織し、総合学術調査を実施。あわせて、学術的な検討会を実施し、調査計画の作成や、調査結果に基づく当該地域の自然生態系の状況や学術的価値などについての分析・評価を行うとともに、モニタリング計画の策定を行う。
②保護担保措置の検討に当たっての基礎的調査として、当該地域の生態系を脅かすリスクの把握や、原生的な自然を維持できる条件を有しているかについて、実態調査や海外の事例も含めた情報収集を行う。
③①、②をもとに、西之島の保護のあり方についての検討を行い、保護の方針を決定する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 33 | 33 | 0 | 0 | -30 | 0 | 3 | 0 |
2018 | 29 | 5 | 0 | 30 | 0 | 0 | 35 | 34 |
2019 | 40 | 26 | 0 | 0 | 0 | 0 | 26 | - |
2020 | 59 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
保護区域指定に必要な課題をクリアにするとともに、原初の生物相の把握を行う ①西之島の生態系価値の明確化 ②生態系攪乱要因の明確化 ③原生状態を維持するための条件の明確化 ④当該地の保護に適切な制度の選定 ⑤規制手法に関する関係者の合意形成 ⑥原初の生物相の把握
クリアにした課題数 (目標:2021年度に6 )
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - | - |
2018 | - | 3 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
総合調査の実施回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 2 回 | - 回 |
2018 | 1 回 | - 回 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2018 | 一般財団法人自然環境研究センター | 西之島総合学術調査業務 | 34 |