空調負荷低減を実現する革新的快適素材創出事業
府省庁: 環境省
事業番号: 0068
担当部局: 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室
事業期間: 2018年〜2022年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
本事業は空調負荷の低減と快適環境の維持の両者を満たすことのできる革新的な新素材・スマートテキスタイルを創出し、快適な衣服として活用・実用化することで空調等の適正利用に繋げ、CO2排出量を削減することを目的とする。
事業概要
空調負荷の低減と、快適環境の維持という二つの条件を満足するため、以下を実施し、革新快適衣料を創出する。
(1)人工気象室における快適性に係る実証とその効果の定量化手法を確立する。
(2)綿(コットン)と同程度、ついで2倍の吸湿率差を有する高吸湿性繊維を開発することで体感温度を下げ、その快適性を定量評価する。
(3)気化熱を利用した冷却機能や赤外線の透過特性の制御機能等を有するスマートテキスタイルを新規に開発し、既製品よりも体感温度を下げる効果を有し、空調利用を削減しても快適に感じる温度湿度領域を拡大する新素材を創出する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 1,000 | 200 | 0 | 0 | 0 | 0 | 200 | 181 |
2019 | 300 | 200 | 0 | 0 | 0 | 0 | 200 | - |
2020 | 200 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
2030年度までにCO2を134万t削減する。
CO2削減量(t-CO2) (目標:2030年度に4020000 t-CO2)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - t-CO2 | - t-CO2 |
本事業で創出した新素材が活用されることにより、平成42年度に10件の快適衣料の製品化を目指す。
製品化・商品化件数 (目標:2030年度に10 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
委託事業の実施件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 1 件 | 1 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2018 | 東レ株式会社 | 空調負荷低減に資する快適素材・衣料の開発、効果の検証 | 181 |
2018 | 井上リボン工業株式会社 | 生地試作 | 4 |
2018 | ユニチカガーメンテツク株式会社 | サーマルマネキン試験 | 2 |
2018 | 株式会社東レリサーチセンター | マイクロファン市場調査 | 1 |
2018 | 一般財団法人カケンテストセンター | 酸化発熱試験 | 1 |
2018 | 住化カラー株式会社 | 混練 | 1 |
2018 | 東麗(香港)有限公司 | ガーメント縫製品試作 | 1 |
2018 | 東麗繊維研究所(中国)有限公司 | ガーメント拡大試作 | 1 |
2018 | 株式会社東レリサーチセンター | ペルチェ素子市場調査 | 1 |