地下水質保全推進費
府省庁: 環境省
事業番号: 0147
担当部局: 水・大気環境局 土壌環境課地下水・地盤環境室
事業期間: 2014年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
地域における地下水マネジメントの実現による健全な地下水環境の維持により、国民の健康の保護・生活環境の保全を図ることを目的とし、地下浸透規制の適正化、また、全国の地下水質の汚染状況を把握し、必要な対策を行うことで、地下水の環境基準の達成を目指す。これにより、国民共有の貴重な財産である地下水の価値を向上させ、地域活性化を推進すると考えられる。
事業概要
・「有害物質を含むものとしての要件」について、その妥当性を検証するため、基準値の見直しを含めた規制のあり方の検討と物質の挙動等の知見の収集を行う。
・水質汚濁防止法に基づく地下水の水質の汚濁の状況の結果をとりまとめるとともに、汚染原因等を分析し、結果の公表を行う。
・水循環基本計画に基づく地下水マネジメントの推進にあたり、地域の関係者間の合意形成を図るために必要とされる、地下水の収支・挙動や汚染メカニズムや対策効果等の可視化を可能とし、地域の関係者が使用可能なシステムの構築に向けた検討を行う。また、地下水環境基準項目の中で超過率が最も高く、超過が長期にわたり継続している硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素に対し、面的な地下水汚染に対し、地域が主体となった取組の推進を行うための実例の収集整理分析を中心としたガイドラインの策定に向けた検討を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2014 | - | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 |
| 2015 | - | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 16 |
| 2016 | - | 61 | 0 | 0 | 0 | 0 | 61 | 57 |
| 2017 | 61 | 56 | 0 | 0 | 0 | 0 | 56 | - |
| 2018 | 70 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
継続監視調査井戸における硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による超過井戸割合の減少
環境基準超過井戸割合 （平成28年度実績は集計中）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2014 | - ％ | 44.1 ％ |
| 2015 | - ％ | 43.8 ％ |
| 2016 | - ％ | - ％ |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
検討会等の開催回数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2014 | 4 回 | 4 回 |
| 2015 | 6 回 | 5 回 |
| 2016 | 7 回 | 12 回 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2016 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による地下水汚染に対する取組の推進に関する検討 | 39 |
| 2016 | 株式会社ＰＣＥＲ | 地下浸透規制のあり方検討のための調査業務 | 10 |
| 2015 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による地下水汚染に対する取組の推進に関する検討 | 7 |
| 2015 | いであ株式会社 | 平成27年度地下浸透規制制度のあり方検討のための調査 | 7 |
| 2016 | 中央開発株式会社 | 地下水観測データの管理手法調査・検討業務 | 4 |
| 2015 | 株式会社ピーシーサポートサービス | 平成27年度地下水室測定結果集計・解析 | 1 |
| 2016 | 株式会社ピーシーサポートサービス | 地下水質測定結果集計・解析 | 1 |
| 2016 | 有限会社ＡＯＳ | 土質試験 | 0 |
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