現代型食生活のための食品成分情報取得強化事業
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0226
担当部局: 科学技術・学術政策局 政策課資源室
事業期間: 2013年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
食品成分に関する唯一の公的データである日本食品標準成分表は、国民が日常的に摂取する食品の成分に関する基礎データを提供する役割を果たしてきており、学校や病院等における給食・調理の現場等や、教育・研究や行政においても広く活用されているものである。近年、新たに流通してきた食品や品種改良された食品が増加するとともに、高齢者世帯や単身世帯の増加による加工食品に対するニーズが増大している。また、食品への栄養表示の義務化が検討されるなど、食品成分に係る情報の重要性が高まっている。このような中、日本食品標準成分表について、現代型食生活を踏まえた収載食品を追加するなど、食品成分の把握に不可欠な基礎データの充実を図ることで、社会ニーズに的確に対応するとともに、研究基盤の強化に資する。
事業概要
日本食品標準成分表の収載内容の充実を図るため、近年になって流通してきた食品、既収載食品の加工調理後の食品の一般成分(水分、たんぱく質、脂質、炭水化物、灰分)、無機質(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等)、ビタミン(ビタミンA,B,C、葉酸、ビオチン等)、脂肪酸(飽和、一価不飽和、多価不飽和)、コレステロール及び食物繊維(水溶性、不溶性)の定量分析を行う。更に、炭水化物、脂質及びたんぱく質等については、組成レベルの定量分析等を行う。これらに合わせ、一定期間経過した成分値の再検証を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | - | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 | 67 |
2014 | - | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 68 | 66 |
2015 | - | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 68 | 67 |
2016 | 68 | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 68 | 63 |
2017 | 68 | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 68 | 63 |
2018 | 68 | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 68 | - |
2019 | 69 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
日本食品標準成分表に収載する分析食品数を増加することににより、国民のニーズに即した成分表を目指す。
日本食品標準成分表の充実のため、従来の分析食品に追加して分析する食品数 (目標:2018年度に137 食品数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 食品数 | 147 食品数 |
2016 | - 食品数 | 137 食品数 |
2017 | - 食品数 | 137 食品数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
分析食品のデータ収載に向けた食品成分委員会開催回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 5 回数 | 8 回数 |
2016 | 5 回数 | 5 回数 |
2017 | 5 回数 | 9 回数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 一般財団法人日本食品分析センター | 日本食品標準成分表の改訂版に掲載する食品の成分分析 | 63 |
2015 | 一般財団法人日本食品分析センター | 日本食品標準成分表の充実のための食品の成分分析 | 63 |
2017 | 一般財団法人日本食品分析センター | 日本食品標準成分表の充実のための食品の成分分析 | 63 |
2016 | 一般財団法人日本食品分析センター | 日本食品標準成分表の充実のための食品の成分分析 | 62 |