帰還困難区域等における鳥獣捕獲等緊急対策事業
府省庁: 復興庁
事業番号: 0157
担当部局: 復興庁 統括官付参事官(予算・会計担当)
事業期間: 2013年〜2020年
会計区分: 東日本大震災復興特別会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
原発事故に伴う放射能汚染や立ち入り規制により,地元自治体や土地所有者等では対応が出来ない帰還困難区域等において、イノシシ等の野生鳥獣を対象に、生息状況等の調査を行うとともに、安全かつ効率的な捕獲手法等の検討を行い実施体制を構築したうえで捕獲等を実施し、帰還後の住民の安心安全の確保等を図ることを目的とする。
事業概要
①帰還困難区域等における鳥獣捕獲等に必要な生息状況等の調査、関係者との調整、実施計画の策定、実施体制の構築を行うとともに、既往の知見や実施結果等を踏まえ、捕獲や捕獲個体の処理等に係るより効率的かつ安全な方法の検討を行う。
②①の生息状況の調査結果を踏まえ、帰還困難区域等においてイノシシ等野生鳥獣の捕獲等を行う。
③町村有地に一時埋却している捕獲個体について、地元町村等と調整を行い焼却等の処分を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 72 | 0 | 0 | 0 | 0 | 72 | 70 |
2015 | - | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 90 | 66 |
2016 | - | 192 | 0 | 0 | 0 | 0 | 192 | 78 |
2017 | - | 192 | 0 | 0 | 0 | 0 | 192 | 138 |
2018 | 416 | 416 | 0 | 0 | 0 | 0 | 416 | - |
2019 | 420 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
CPUEを前年度実績値以下とする。
CPUE ※捕獲数/わなの有効稼働日数。イノシシの生息密度指標の一つと考えられるもの。
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - CPUE | - CPUE |
2016 | - CPUE | - CPUE |
2017 | - CPUE | - CPUE |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
イノシシ等を捕獲するはこわなの有効稼働日数※ (※わなが稼働していた総日数から、錯誤捕獲等の総日数を除いた日数。)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 9900 日 | 9249 日 |
2016 | 14600 日 | 13938 日 |
2017 | 20700 日 | 19913 日 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2017 | 一般財団法人自然環境研究センター | 鳥獣捕獲等に必要な生息状況等の調査、関係者との調整、実施計画の策定、実施体制の構築、既往の知見や実施結果等を踏まえた捕獲や捕獲個体の処理等 | 137 |
2016 | 一般財団法人自然環境研究センター | 鳥獣捕獲等に必要な生息状況等の調査、関係者との調整、実施計画の策定、実施体制の構築、既往の知見や実施結果等を踏まえた捕獲や捕獲個体の処理等 | 70 |
2016 | 一般財団法人日本環境衛生センター | 前処理手法の検討を行い前処理実施に向けた仕様のとりまとめを実施。 | 5 |
2016 | 一般財団法人自然環境研究センター | 前処理手法の検討結果を踏まえ一時埋却されている個体の一部について,試験的に最終処理を実施。 | 2 |