生物多様性条約カルタヘナ議定書拠出金 (義務的拠出金)
府省庁: 外務省
事業番号: 0303
担当部局: 国際協力局 地球環境課
事業期間: 2005年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: その他
事業の目的
本件事業により,生物多様性条約(CBD)カルタヘナ議定書(以下,「カルタヘナ議定書」という。)の目的である,現代のバイオテクノロジーにより改変された生物であって生物の多様性の保全及び持続可能な利用に悪影響を及ぼす可能性のあるものの国境を越える安全な移送,取扱い及び利用の分野において十分な水準の保護を確保するための事務局の活動を支援する。
事業概要
本件事業は,カルタヘナ議定書の実施・運用に係るCBD事務局の活動を支援するための義務的拠出金であり,各国の年間拠出額は,隔年で実施される締約国会合において決定される。我が国の分担率は14.075%(2016年に採択された2017-2018年度予算時点)で最大の拠出国。各国からの拠出金は、CBD事務局により,締約国会合の開催準備,締約国会合の決定事項の推進,各種報告書の作成,他の関係国際機関との協力,開発途上国への支援,普及啓発,情報提供などの業務を行うために用いられる。我が国は,本件事業を行うことによって締約国の資格を有し,会議への参加・交渉等を通じて,改変された生物の適切な取扱いを含む生物多様性の保全等における我が国のプレゼンスを確保するとともに,我が国の方針を反映することが可能となっている。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 31 | 0 | 0 | 0 | 0 | 31 | 31 |
2013 | - | 37 | 0 | 0 | 0 | 0 | 37 | 37 |
2014 | - | 38 | 0 | 0 | 0 | 0 | 38 | 38 |
2015 | - | 38 | 0 | 0 | 0 | 0 | 38 | 38 |
2016 | 43 | 44 | 0 | 0 | 0 | 0 | 44 | 44 |
2017 | 42 | 42 | 0 | 0 | 0 | 0 | 42 | 42 |
2018 | 42 | 42 | 0 | 0 | 0 | 0 | 42 | 21 |
2019 | 37 | 37 | 0 | 0 | 0 | 0 | 37 | - |
2020 | 29 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
カルタヘナ議定書の目的の達成に向けた国際的なルール作りの推進
カルタヘナ議定書締約国会議における決定の数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - - | 19 - |
2017 | - - | - - |
2018 | - - | 14 - |
事務局に一定割合の邦人職員(専門職以上)を確保する。
日本再興戦略に掲げた国連関係機関の邦人職員数の目標(3.1%)に基づく(事務局は47名の専門職以上の職員から構成されるため,目標値は2名)。(なお,幹部職員については,枠が少ないため,目標設定は困難。)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | 3 人 |
2017 | - 人 | 2 人 |
2018 | - 人 | 3 人 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
カルタヘナ議定書締約国会合において準備された会議文書の数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 47 文書数 | 48 文書数 |
2017 | - 文書数 | - 文書数 |
2018 | 44 文書数 | 31 文書数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 生物多様性条約事務局 | カルタヘナ議定書の実施・運用に係る業務の実施 | 44 |
2017 | 生物多様性条約事務局 | カルタヘナ議定書の実施・運用に係る業務の実施 | 42 |
2018 | 生物多様性条約事務局 | カルタヘナ議定書の実施・運用に係る業務の実施 | 42 |
2014 | 生物多様性条約事務局 | カルタヘナ議定書の実施・運用に係る業務の実施 | 38 |
2015 | 生物多様性条約事務局 | カルタヘナ議定書の実施・運用に係る業務の実施 | 38 |