世界エイズ・結核・マラリア対策基金拠出金
府省庁: 外務省
事業番号: 0312
担当部局: 国際協力局 国際保健政策室
事業期間: 2001年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: その他
事業の目的
途上国におけるエイズ,結核,マラリアの三大感染症による感染症,死亡者数の削減に持続可能で適切な貢献を行い,支援を必要とする国々において三大感染症により引き起こされた影響を緩和し,持続可能な開発のための2030アジェンダのゴール3で掲げられている三大感染症の流行終息達成に寄与すること。民間財団でも国連の基金でもなく,官民のパートナーシップによる新しいタイプの機関として,二国間援助機関や国連機関と連携して感染症対策への支援を行う。
なお,世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)は,2000年の九州・沖縄サミットで感染症対策が主要課題とされ,追加的資金調達の必要性をG8首脳間で確認したことを受けて2002年に設立された。日本は,謂わばグローバルファンドの生みの親であり,継続的にグローバルファンドを支援していく立場にある。
事業概要
途上国におけるエイズ,結核,マラリア(三大感染症)の予防,治療,ケアを実現し,促進するための事業や,三大感染症対策を効果的に実施するための強靱かつ持続可能奈保健システムを構築するための事業に対して資金供与を行い,途上国の保健状態の改善に貢献する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 10,268 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10,268 | 10,268 |
2013 | - | 10,026 | 23,700 | 0 | 0 | 0 | 33,726 | 33,726 |
2014 | - | 0 | 18,453 | 0 | 0 | 0 | 18,453 | 18,453 |
2015 | - | 0 | 19,716 | 0 | 0 | 0 | 19,716 | 19,716 |
2016 | 1,828 | 0 | 32,500 | 0 | 0 | 0 | 32,500 | 32,500 |
2017 | 3,108 | 4,675 | 30,000 | 0 | 0 | 0 | 34,675 | 34,675 |
2018 | 3,450 | 1,000 | 38,000 | 0 | 0 | 0 | 39,000 | 39,000 |
2019 | 1,184 | 906 | 0 | 0 | 0 | 0 | 906 | - |
2020 | 32,400 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
2017-2022年の5年間に,途上国において,三大感染症から,2,900万人を救う(目標は累計値)
途上国に於ける三大感染症の予防・治療等の提供を支援するグローバルファンドの活動(下記指標参照)の結果救われた人命数 (目標:1992年度に2900 万人)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 万人 | 220 万人 |
2017 | - 万人 | 510 万人 |
2018 | - 万人 | - 万人 |
2017-2022年の5年間に,途上国において,三大感染症における新規感染率を38%削減する
途上国に於ける三大感染症の予防・治療等の提供を支援するグローバルファンドの活動(下記指標参照)の結果削減された新規感染率 (目標:1992年度に38 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % | - % |
2017 | - % | 6 % |
2018 | - % | - % |
日本再興戦略に掲げた2025年までに国連関係機関の邦人職員数を1000人(現状800人)とする目標に向けた水準(現状職員数1.25倍)の達成
邦人職員数(専門職以上) (目標:1995年度に10 人)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | 5 人 |
2017 | - 人 | 5 人 |
2018 | - 人 | 9 人 |
日本再興戦略に掲げた2025年までに国連関係機関の邦人職員数を1000人(現状800人)とする目標に向けた水準(現状職員数1.25倍)の達成
邦人幹部職員数 (目標:1995年度に2 人)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | 1 人 |
2017 | - 人 | 1 人 |
2018 | - 人 | 1 人 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
支援を行っている各疾病の対策のうち,主要な取組を指標として採用: ①抗レトロウィルス薬によるエイズ治療を受けた患者数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 730 万人 | 1100 万人 |
2017 | - 万人 | 1750 万人 |
2018 | - 万人 | - 万人 |
支援を行っている各疾病の対策のうち,主要な取組を指標として採用: ②結核治療を受けた患者数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 310 万人 | 500 万人 |
2017 | - 万人 | 500 万人 |
2018 | - 万人 | - 万人 |
支援を行っている各疾病の対策農地,主要な取組を指数として採用: ③マラリア感染予防のために配布された殺虫剤処理済蚊帳数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 77 百万帳 | 104 百万帳 |
2017 | - 百万帳 | 197 百万帳 |
2018 | - 百万帳 | - 百万帳 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 世界エイズ・結核・マラリア対策基金 | 途上国におけるエイズ・結核・マラリア(三大感染症)の予防・治療・ケアと保健システムの強化を実現し,促進するための事業に対して支援を行う。 | 32,500 |
2017 | 世界エイズ・結核・マラリア対策基金 | 途上国におけるエイズ・結核・マラリア(三大感染症)の予防・治療・ケアと保健システムの強化を実現し,促進するための事業に対して支援を行う。 | 30,000 |
2015 | 世界エイズ・結核・マラリア対策基金 | 途上国におけるエイズ,結核,マラリア(三大感染症)の予防,治療,ケアを実現し,促進するための事業に対して支援を行う。 | 19,716 |
2014 | 世界エイズ・結核・マラリア対策基金 | 途上国におけるエイズ,結核,マラリア(三大感染症)の予防,治療,ケアを実現し,促進するための事業に対して支援を行う。 | 18,453 |
2018 | 世界エイズ・結核・マラリア対策基金 | 途上国におけるエイズ・結核・マラリア(三大感染症)の予防・治療・ケアと保健システムの強化を実現し,促進するための事業に対して支援を行う。 | 1,184 |