アジアパシフィックアライアンス拠出金
府省庁: 外務省
事業番号: 0354
担当部局: 国際協力局 民間援助連携室
事業期間: 2013年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: その他
事業の目的
アジア太平洋地域における大規模災害発生時,アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)に参加する各国のNGOと民間セクターが各国政府と連携・協働し,迅速かつ効果的な緊急人道支援活動を実施する。また,アジア太平洋地域における包括的な防災体制の構築を目的として,各国ナショナル・プラットフォームの構築・強化,人材育成等を通じてA-PADの組織体制を強化,ひいては,地域における官・民・NGOの連携・協働体制を強化する。
事業概要
A-PADメンバー国である日本,韓国,インドネシア,フィリピン,スリランカ,バングラデシュの6ヶ国を対象として,アジア太平洋地域において災害が発生した際,各国のA-PADメンバーNGO及び民間団体等(以下,「ナショナル・プラットフォーム(NP)」)が協働・連携し,即時に出動。捜索活動や被災者支援等緊急人道支援活動を迅速かつ効果的に実施する。その他,平時においては,各メンバー国NPの強化,NP間の連携促進,アジア各国においてNPを構築するためのアウトリーチ活動,域内における人材育成・能力強化事業等を行う。また,仙台で実施された第3回国際防災世界会議(2016年)へのブース出展や,スリランカ,インドネシアでは災害時の企業との連携をテーマとした国際シンポジウムの主催等行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2014 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | - | 100 | 100 | 0 | 0 | 29 | 229 | 229 |
2016 | 100 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
2017 | 130 | 104 | 0 | 0 | 0 | 0 | 104 | 104 |
2018 | 106 | 104 | 0 | 0 | 0 | 0 | 104 | 104 |
2019 | 111 | 94 | 0 | 0 | 0 | 0 | 94 | - |
2020 | 112 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
A-PADの各国ナショナルプラットフォームの強化と災害時初動対応により,被災者が救済される。
緊急人道支援を通じて被災者が救済される。(指標:裨益した被災者数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | 55117 人 |
2017 | - 人 | 32000 人 |
2018 | - 人 | 10350 人 |
A-PADがメンバー国における国際会議・研修・セミナー等の実施を通じ,防災分野における人材育成,A-PADメンバーNGO・民間・政府等の連携強化,ひいては地域の防災能力向上が図られる。
各国のA-PADナショナルプラットフォーム(NP)が機動して災害対応を展開する,またはプラットフォーム内の連携を通じて防災対応の事例が実現する。(指標:A-PADメンバー国におけるNPが機動した災害対応の件数および防災対応の件数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 件 | 8 件 |
2017 | - 件 | 9 件 |
2018 | - 件 | 13 件 |
A-PADメンバー候補国におけるナショナル・プラットフォーム構築に向けた関係者間の会合・協議を通じ,A-PADの組織拡大に向けた動きが促進される。
A-PADメンバー候補国のうちで,A-PAD参加に向けた動きが促進する。(指標:A-PAD候補国から正式にA-PADへ参加した国の数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 国 | - 国 |
2017 | - 国 | - 国 |
2018 | - 国 | - 国 |
日本が中心となり立ち上げた国際的な組織として,日本の知見により,A-PADによる緊急時の支援体制・組織機能が向上する。
A-PAD事務局の職員数に占める日本人幹部職員数。
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | 3 人 |
2017 | - 人 | 3 人 |
2018 | - 人 | 3 人 |
日本が中心となり立ち上げた国際的な組織として,日本の知見により,A-PADによる緊急時の支援体制・組織機能が向上する。
A-PAD事務局の職員数に占める日本人職員数。
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | 9 人 |
2017 | - 人 | 10 人 |
2018 | - 人 | 14 人 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
アジア太平洋地域で緊急人道支援活動に裨益する。(指標単位:出動回数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 3 回 | 6 回 |
2017 | 2 回 | 5 回 |
2018 | 4 回 | 5 回 |
プラットフォーム内の連携を通じて防災対応の事例が実現するために,A-PAD職員向けに能力強化研修を実施する。(指標単位:A-PADが主催する職員向け能力強化研修の回数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 13 回 | 10 回 |
2017 | 15 回 | 7 回 |
2018 | 10 回 | 5 回 |
A-PADメンバー国において,NGO及び民間団体間の連携強化や,A-PADの能力向上をはかるために,国際会議,研修,セミナー等を実施する。(指標単位:A-PADが主催・共催する国際会議等への参加人数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 1000 人 | 419 人 |
2017 | 1000 人 | 265 人 |
2018 | 1000 人 | 480 人 |
A-PAD候補国において,ナショナル・プラットフォーム構築に向け,会合・協議を実施する。(指標単位:A-PADメンバー候補国における会合・協議の開催回数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 4 回 | 2 回 |
2017 | 4 回 | 3 回 |
2018 | 4 回 | 4 回 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 一般社団法人アジアパシフィックアライアンス | 緊急人道支援,人材育成,アウトリーチ活動,感染症対策強化等 | 229 |
2017 | アジアパシフィックアライアンス(A-PAD) | 災害時の緊急人道支援活動 | 104 |
2018 | アジアパシフィックアライアンス(A-PAD) | 災害時の緊急人道支援活動 | 104 |
2016 | アジアパシフィックアライアンス(A-PAD) | 災害時の緊急人道支援活動 | 100 |