鉄道施設災害復旧事業

府省庁: 国土交通省

事業番号: 0483

担当部局: 鉄道局 施設課鉄道防災対策室

事業期間: 1958年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

 鉄軌道事業者が大規模な災害を受けた場合、その復旧費が深刻な経営悪化を招く恐れがあるが、助成措置を講じることで鉄軌道事業者の経営の健全化を図り、速やかな災害復旧を実施して運輸の安定を確保し民政の安定に寄与する。

事業概要

 大規模災害を受けた鉄道であって速やかに災害復旧を施工してその運輸を確保しなければ国民生活に著しい障害を生ずる恐れのある鉄道の鉄道事業者が、その資力のみによっては当該災害復旧事業を施工することが著しく困難であると認める時には、当該災害復旧事業に要する費用の一部を国と地方自治体が補助する。
 平成28年度には、平成28年熊本地震により、南阿蘇鉄道株式会社において、地山全体が大きく動いたためトンネルや渓谷に架かる橋りょうが移動・変形する等、鉄道施設に著しい損傷が発生した。このため、単なる損傷部分の補修ではなく、今後の地山の動きなど地質・地盤の調査やトンネル・橋りょうの損傷状況の調査をした上で復旧方法を検討するため、今般の熊本地震復旧等予備費を活用して、これらの検討調査に必要な経費を措置した。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2012-6800006862
2013-68100000120
2014-680156-40220121
2015-6804-420304
2016686804201,0081,118825
201768685500-55905919
2018689101,048559-1,8490668601
201991091001,849002,759-
2020910-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201220132014201520162017201820192020-3k-2k-1k01k2k3kHighcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

本事業の補助対象となる施設の復旧により、鉄道事業者の施設の機能を被災前の状況に回復させる(毎年1事業者程度)

本事業の補助対象となる施設が災害復旧の完了により、機能を回復した事業者数

年度当初見込み成果実績
2016- 事業者数3 事業者数
2017- 事業者数1 事業者数
2018- 事業者数4 事業者数

活動指標及び活動実績(アウトプット)

本事業の補助対象として、災害復旧に着手した路線数

年度当初見込み活動実績
2016- 路線数3 路線数
2017- 路線数4 路線数
2018- 路線数10 路線数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2016北海道旅客鉄道株式会社災害復旧工事777
2018南阿蘇鉄道株式会社災害復旧工事450
2016公益財団法人鉄道総合技術研究所災害復旧調査201
2014甲賀市災害復旧工事121
2018北近畿タンゴ鉄道株式会社災害復旧工事78
2016肥薩おれんじ鉄道株式会社災害復旧工事42
2018伊賀市災害復旧工事26
2018井原鉄道株式会社災害復旧工事21
2018長良川鉄道株式会社災害復旧工事20
2017四国旅客鉄道株式会社災害復旧工事19
2016道南いさりび鉄道株式会社災害復旧工事6
2018北海道旅客鉄道株式会社災害復旧工事6
2015阿佐海岸鉄道株式会社災害復旧工事4

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