食品安全に関するリスクコミュニケーション等の推進
府省庁: 消費者庁
事業番号: 20-0020
担当部局: 消費者庁 消費者安全課
事業期間: 2009年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
消費者の安全、安心の確保のため、特に食品安全に関して消費者が正確な情報に接し、リスクに関する理解を深め、自らの判断により消費行動が行えるようにすることである。
事業概要
食品安全に関する正確な情報を様々な手法を用いて理解が深まるように双方向のリスクコミュニケーションに努める。
特に、東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえ、食品中の放射性物質に関するリスクコミュニケーションに重点的に取り組むため、消費者と専門家が共に参加する意見交換会の開催や、分かりやすい情報提供のための啓発ツールの作成やその提供等を含めたリスクコミュニケーションに取り組む。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 36 | 0 | 0 | 0 | 0 | 36 | 35 |
2019 | - | 35 | 0 | 0 | 0 | 1 | 36 | 36 |
2020 | - | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 28 | 17 |
2021 | - | 42 | 0 | 0 | 0 | 0 | 42 | - |
2022 | 98 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
食品に関して消費者が自らの判断により合理的・自主的な消費行動を行うことができることが目標であり、このためには、消費者が正確なリスクに関する理解を深めることが必要であるところ、リスクコミュニケーション事業の中で重点を置いている「食品中の放射性物質」は、リスクに関する消費者の理解度を計る代表的な事例と言える。 リスクに関する理解が深まることで福島県産食品の購入をためらう人が減少していくものと考えられることからアウトカム指標として設定。
食品中の放射性物質に関するリスクの理解度 (福島県産食品の購入をためらう人の割合が前年度比で減少することにより、達成度は100%を上回る。)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 12.5 % |
2019 | - % | 10.7 % |
2020 | - % | 8.1 % |
リスクコミュニケーションに参加することにより、食品の安全に対する理解度の向上を確認することは、中短期的な指標として有効なため、アウトカム指標とする。
関係省庁と連携して開催した意見交換会のアンケート結果から見る参加者の理解度(「内容について理解することができましたか」の問に「理解できた」「ほぼできた」と回答した人の割合)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 82.2 % |
2019 | - % | 91.4 % |
2020 | - % | 93.7 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
食品中の放射性物質に関する意見交換会(①~③)の開催数 ①消費者庁、関係省庁等が主催する意見交換会 ②地方公共団体、消費者団体等と消費者庁が共催 ③地方公共団体、消費者団体等が開催する講演会等への講師派遣
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 75 回 | 136 回 |
2019 | 75 回 | 111 回 |
2020 | 75 回 | 79 回 |
「食品中の放射性物質に関する意見交換会」のうち、福島県等の被災地県以外での開催数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 回 | 47 回 |
2019 | - 回 | 53 回 |
2020 | - 回 | 35 回 |
意見交換会の開催数(食品中の放射性物質に関するものを除く。)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 4 回 | 35 回 |
2019 | 4 回 | 43 回 |
2020 | 4 回 | 22 回 |
冊子「食品と放射能Q&A」及び「食品と放射能Q&Aミニ」の配布率(=配布数/印刷数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 100 % | 100 % |
2019 | 100 % | 100 % |
2020 | 100 % | 100 % |
冊子「健康食品Q&A」配布率(=配布数/印刷数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 100 % | 95.3 % |
2019 | 100 % | 73.4 % |
2020 | 100 % | 76 % |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 株式会社マス | 消費者理解増進のためのコンテンツ作成業務 | 5 |
2020 | 株式会社オーエムシー | 食品安全に関する意見交換会の開催に関する業務 | 3 |
2020 | 株式会社地域力活性化研究室 | 親子参加型イベントにおける企画出展に関する業務 | 1 |
2020 | Mintomo株式会社 | 消費者庁ウェブサイト「食品安全に関する総合情報サイト」のサーバーの調達・運用業務 | 1 |
2020 | 株式会社Chocostory | 食品中の放射性物質に関する消費者理解増進のための動画コンテンツ作成等業務 | 1 |
2020 | 株式会社サーベイリサーチセンター | 「第14回風評被害に関する消費者意識の実態調査」の実施業務 | 1 |
2020 | 株式会社太陽美術 | 「食品と放射能Q&Aミニ(第6版)」の改訂版の印刷等 | 1 |
2020 | 株式会社太陽美術 | 「食品と放射能Q&A(第14版)」改訂版の印刷等 | 1 |
2020 | 株式会社オーエムシー | 「食と放射能に関する説明会」のWeb配信業務 | 1 |
2020 | 株式会社マス | 復興支援動画制作業務 | 1 |
2020 | 職員C | 旅費精算 | 0 |
2020 | 職員B | 旅費精算 | 0 |
2020 | 職員A | 旅費精算 | 0 |
2020 | 職員E | 旅費精算 | 0 |
2020 | 職員D | 旅費精算 | 0 |
2020 | 株式会社三省堂書店 | 書籍購入 | 0 |
2020 | 有識者E | 旅費 | 0 |
2020 | 麹町税務署 | 旅費 | 0 |
2020 | 有識者D | 旅費 | 0 |
2020 | 有識者C | 旅費 | 0 |
2020 | 有識者B | 旅費 | 0 |
2020 | 有識者A | 旅費 | 0 |
2020 | 有識者F | 講師謝金 | 0 |
2020 | 有識者E | 講師謝金 | 0 |
2020 | 有識者D | 講師謝金 | 0 |
2020 | 麹町税務署 | 講師謝金 | 0 |
2020 | 有識者C | 講師謝金 | 0 |
2020 | 有識者B | 講師謝金 | 0 |
2020 | 有識者A | 講師謝金 | 0 |
2020 | 職員F | 旅費精算 | 0 |