水害時の被災リスクを低減する既存戸建住宅の予防的改修方法に関する研究
府省庁: 国土交通省
事業番号: 20-0546
担当部局: 国土技術政策総合研究所 住宅研究部 住宅生産研究室
事業期間: 2020年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
近年豪雨災害が頻発化・激甚化を極める中、水害による住宅の被害を最小限に抑え、緊急時に人が集まる避難施設の逼迫解消のために、避難者数を減らすことが不可欠である(新型コロナウイルス感染症予防の観点等から)。また、被害低減のためには、浸水想定区域からの移転が最重要であることは言うまでも無いが、現実的には困難が伴う。このため、人命保護、住民の安心・安全な暮らしを守るため事前防災対策をより一層推進する必要があり、とくに近年激甚化する水害災害に対して、既存戸建住宅の被害程度を抑えるための予防策を講じることが求められる。
事業概要
水害に対する次善の予防策として、在宅での生活継続と早期復旧を可能とするための既存戸建住宅の予防的改修の適用方法を確立する。検討にあたっては、過去の水害で被災した住宅の補修事例を調査して生活継続と早期復旧にどのような課題があったかを浸水深別に整理した上で、課題の改善に寄与する要素技術を整理するとともに改修時に適用可能な工事の組み合わせを検討し、想定される水害リスクや住宅の性能・仕様や世帯の属性等に応じて居住者の現実的な経済負担によって実現可能な予防的改修工事の適用について検討する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2020 | - | 0 | 20 | 0 | -20 | 0 | 0 | 0 |
2021 | - | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 20 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
既存住宅の水害低減のための予防的改修方法の適用手法に関する技術資料を1本作成する
既存住宅の水害低減のための予防的改修方法の適用手法に関する技術資料の作成本数 (目標:2021年度に1.0 本)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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2020 | - 本 | - 本 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
既存住宅の水害低減のための予防的改修方法の適用に関する研究項目の終了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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2020 | - | - |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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